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屋上・バルコニーの家具|風・雨・重さ・搬入・防水層で選ぶ

屋上・バルコニーの家具|風・雨・重さ・搬入・防水層で選ぶ

この記事の製品:屋外家具 →
  • 屋上とバルコニーの家具は、素材より先に、風・建物に載せられる重さ・搬入の道・床の下の防水層を確かめます。
  • 法令が屋上に見込む1㎡あたり約183kgは設計の計算の値で上限ではなく、家具は床に穴を開けずに置いて据えます。
  • マンションでは管理規約と使用細則を読み、避難はしごの口と隣の住戸との隔て板の前は空けて家具を置きます。

屋上やルーフバルコニー、バルコニーの家具は、庭の家具と同じ屋外用の素材で選べますが、置く前に確かめることが四つ増えます。風、建物に載せられる重さ、搬入の道、床の下の防水層で、マンションのバルコニーなら管理規約と避難の道がそれに加わります。素材や生地は、この条件を通った中から選ぶと、置いた後に困りません。

FOUR PLACES

屋上・ルーフバルコニー・バルコニーで、先に確かめること

戸建ての屋上テラス
床の下:建物の屋根の防水層
先に確かめること:重さ・防水・風・高さ1.1m以上の手すり
家具の向き:重い素材か、動かない置き方。運び上げられる大きさ
マンションのルーフバルコニー
床の下:下の階の屋根の防水層
先に確かめること:管理規約と使用細則・重さ・避難の道
家具の向き:置いて使う家具。床に留めない
バルコニー・ベランダ
床の下:建物から張り出した床
先に確かめること:床の重さの制限・避難はしごと隔て板の前・管理規約
家具の向き:奥行きに合う寸法。通路を残す
庭のウッドデッキ
床の下:地面の上のデッキ
先に確かめること:水はけと脚の当たり
家具の向き:脚の沈みとこすれを防ぐ当て物

屋上・ルーフバルコニー・バルコニーで、先に確かめること

一般の呼び方では、ベランダは屋根のある張り出し、バルコニーは屋根の無い張り出しです。ルーフバルコニーは下の階の屋根を床にした広いバルコニーで、屋上テラスは建物の最上部の屋根の上にあります。屋上とルーフバルコニーの床は、そのまま建物の屋根を兼ね、防水層の上にあります。

戸建ての屋上は所有者の判断で計画を進められ、マンションでは規約の確かめが先に来ます。

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風と雨:台風の前、屋上の家具をどうするか

屋上には、地上より強い風が遮る物なく当たります。軽い家具や日よけを並べるだけでは、強い風で動いたり倒れたりします。素材の重さは良し悪しではなく、アルミやロープは軽く動かしやすい一方で風を受けやすく、ステンレスやチーク、人造石は重く、風で動きにくい素材です。アルミのチェアを屋上に置くなら、重い天板のテーブルと組むと落ち着きます。

台風や強風の前は、軽い家具とクッション、パラソルを屋内へ入れるか、動かないように固定します。そのために、クッションを入れる場所と家具を寄せる壁際は、置く前に決めておきます。目安を超える風による傷みは、置く場所の条件として、お届け後の対応の対象から外れます。

屋上に家具を納めた方から、最初の台風の前に連絡をいただくことがあります。聞かれるのは、どれを中に入れればいいか。クッションとパラソルだけ入れて、重いテーブルは壁際に寄せてください、とお伝えしています

雨は、屋外用の生地と水はけのよい中材なら、屋根の無い屋上でも濡れた後に乾きます。屋根のあるベランダでも雨は吹き込むので、室内用の家具は置きません。梅雨はクッションを屋内へ、冬はカバーを掛けてときどき外します。

屋上に載せられる重さと、家具の重さ

屋上やルーフバルコニーに載せられる重さは、建物ごとに決まっています。法令が屋上に見込む重さは床の計算で1㎡あたり約183kgですが、これは設計のための計算の値で、その建物の上限を示すものではありません。

家具は、湯を張った浴槽のように水の重さを抱える物ではありません。それでも、人が座り、石やセラミックの天板、大きな鉢、置き敷きのタイルやデッキが加わると、床にかかる重さは家具だけの数字を超えていきます。重さは置いた物の底の面に集まるので、大きな物を置くときは、重さと底の寸法を構造の設計者に渡して確かめます。

重さは、風への強さと引き換えでもあります。重い素材は風で動きにくい一方、屋上へ運び上げる家具や、季節ごとに場所を替える家具では、搬入と移動の負担になります。動かさずに使う大きなテーブルは重い素材で、出し入れするチェアは軽い素材で、と役割で分けると両方が立ちます。

防水層を傷めない置き方:脚の下と床の整え方

家具を風から守ろうとして、アンカーやビスで床に留めると、防水層を貫いて雨水の入り口をつくります。屋上とルーフバルコニーでは、床に穴を開けず、置いて据えるのが基本です。

床をつくるなら、置くだけのデッキやタイル、人工芝が広く使われています。デッキが床を覆えば、その下の防水は日差しを受けにくくなります。そのかわり、防水をやり直すときは上の物をすべて外す工事になります。表面のトップコートは5年前後ごとに塗り直すのが目安で、床と家具の計画は、防水の残りの年数と重ねて考えます。

脚の下には当て物を付け、床のこすれを防ぎます。排水口のまわりと水の流れる道には家具を置かず、落ち葉や砂を掃除できる余白を残します。庭のウッドデッキでは、板のすき間に脚が落ちない脚先を選び、雨の後に水が抜ける向きを確かめます。

マンションのバルコニー:管理規約と避難の道

マンションのバルコニーとルーフバルコニーは、国が示すマンション標準管理規約では共用部分で、住む方は専用に使う権利を持ちます。物を置くことや外観を変えることの決まりは、マンションごとの使用細則で定められています。共用部分に手を加えるときは、理事長の書面での承認が要ることもあるので、家具を選ぶ前に規約と細則を読みます。

配置でいちばん先に決めるのは、避難の道です。バルコニーは火事の時の避難の道を兼ねることがあり、隣の住戸との隔て板の近くに物を置くことは禁じられています。床にある避難はしごの口の上と隔て板の前を空け、ソファや鉢はその外に置きます。

細則で決まりの多い物に、火を使う物、床に直接土を入れる植栽、壁や床への取り付けがあります。屋根を建物に取り付けるのは外観の変更にあたり、承認を得にくいことがあります。日よけは、パラソルのように置いて使う物から考えます。

搬入:エレベーターや階段を通らない家具は

家具は、本体より一回り大きい梱包の大きさで運ばれます。玄関と扉、共用の廊下、エレベーターのかごと扉、階段の幅と踊り場、曲がり角を、梱包の大きさに10cmほどの余裕を見て測ります。屋上へは、最後に通る塔屋の扉や細い階段が、経路の中で最も狭くなりがちです。

通らないときは、ベランダや窓からの吊り上げ、クレーンで運ぶ方法を考えます。吊り上げには専門の業者の手配が要り、別に費用がかかる場合があります。搬入できなかった場合も、注文のキャンセルや返品はお受けできないため、測るのは注文の前です。大きなソファは、コーナー・センター・オットマンを組み合わせる形を選ぶと、一つずつ運び上げられます。

階段で上がれない屋上には、朝のうちにクレーンで家具を吊り上げます。下から見上げると、ソファが空を渡っていく。運び終えた屋上で最初に座るのは、たいていそのお宅の方です

ANKER の屋上・バルコニーの家具

ALTANA は、ANKER & ZIMMER のセミオーダーの屋外家具です。24のシリーズからかたちを選び、317色の生地で仕立てます。型によっては、フレームの色も25色から選べます。生地は原液着色の屋外用の糸、クッションは速乾フォーム、フレームはアルミまたは亜鉛めっきスチールで、カバーは注文の際に合わせて作れます。ベース金額はテーブル¥48,000〜、ソファ¥52,100〜(税抜・基本の等級の生地で仕立てた目安)で、納期は3か月前後です。

これまでのコレクションは、色・素材・寸法・生地から選んで仕立てます。奥行きの浅いバルコニーでは、寸法を選べることが効いてきます。搬入と設置の費用は、置く場所・階数・経路で変わるため、ご相談の際にお知らせください。屋上では現地で防水の種類と年数、排水、手すり、搬入の経路を見て、床・囲い・屋根を一体で組む設計にも応じます。南青山の本社の屋上がショールームで、パーゴラの下のテーブルを実物の屋上で確かめられます(完全予約制)。

FAQ

よくあるご質問

屋上やバルコニーの家具は、台風の前にどうすればいいですか?

軽い家具とクッション、パラソルは屋内へ入れるか、動かないように固定します。重いテーブルは壁際に寄せます。

屋上の家具は固定が必要ですか? 床に穴を開けてもいいですか?

床に穴は開けません。アンカーやビスは防水層を貫き、雨水の入り口になります。重い素材を選ぶか、重い天板のテーブルと組むなど、置いて動かない方法を、置く物と場所に合わせて決めます。

ルーフバルコニーに大きなソファを置いても、重さは大丈夫ですか?

載せられる重さは建物ごとに決まっています。法令の約183kg/㎡は設計の計算の値で上限ではないため、天板や鉢、床材を含めた重さと底の寸法を、構造の設計者に確かめます。

マンションのバルコニーで、家具を置いてはいけない所はありますか?

避難はしごの口の上と、隣の住戸との隔て板の前です。ほかの決まりはマンションごとの管理規約と使用細則で決まるので、置く前に読み、手を加えるなら管理組合に相談します。

ウッドデッキに家具を置くときの注意は?

脚が板のすき間に落ちない脚先を選び、当て物でこすれを防ぎます。雨の後に水が抜ける向きを確かめ、水のたまる所は避けます。

大きな家具がエレベーターや階段を通らないときは?

吊り上げやクレーンで運ぶ方法があり、専門の業者の手配が要り、別に費用がかかる場合があります。梱包の大きさに10cmほど足して、注文の前に経路を測ります。

選び方の結び

屋上とバルコニーの家具は、好きな形から選ぶより、置ける条件から絞ると迷いが減ります。風で動かないか、建物が受けられる重さか、防水層を傷めずに据えられるか、経路を通るか。避難の道と規約を確かめ、残った中から生地と色を選びます。

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