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屋外ソファ(ガーデンソファ)の選び方|雨ざらし・防水・素材・サイズで決める

屋外ソファ(ガーデンソファ)の選び方|雨ざらし・防水・素材・サイズで決める

この記事の製品:屋外家具 →
  • 外に置いたままにできるかはフレームの素材、雨の後に座れるかはクッションの中身と生地で決まります。
  • 要るのは防水の膜より速乾の設計で、原着の生地は色があせにくく、クッションは3〜5年が交換の目安です。
  • ANKER の ALTANA はソファ79点で、33点がベース金額5.21万〜61万円(税抜)、納期は3か月前後です。

屋外ソファは、雨と日差しの中に置く前提で作られたソファです。外に置いたままにできるか、防水がどこまで要るかは、フレーム・クッションの中身・生地の三つの素材で決まります。ANKER & ZIMMER のガーデンファニチャー ALTANA(アルターナ)には、ソファだけで79点あり、生地と色を選んで仕立てます。

THREE AXES

ガーデンソファの素材を分ける三つの軸

素材の性格は一般的な傾向で、仕上げや置く場所で変わります。フレームは「置いたままにできるか」を、クッションの中身と生地は「濡れた後にどうなるか」を決めます。屋外ソファで困る話の多くは、クッションの側で起きます。

フレームの素材
主な選択肢:アルミ/ステンレス 304・316/亜鉛めっきスチール/オレフィンロープやラタン調の編み込み/チーク
雨ざらし:アルミ・ステンレス・ロープ・ラタン調は雨に向く。スチールは塗装の傷から錆びる。チークは雨に強く銀色に変わる
手入れ:水洗いが基本。チークは色を保つならオイル
重さ:アルミとロープは軽く、ステンレスとスチールとチークは重い
色あせ:塗装と樹脂は原則あせにくい。チークは経年で色が変わる
クッションの中身
主な選択肢:速乾フォーム(水はけのよい中材)/一般のウレタン
雨ざらし:中身で決まる。水を抜いて乾く中材なら雨の後も使える。水を抱える中材は外に置けない
手入れ:濡れたら立てかけて乾かす
重さ:中身で大差はない
生地
主な選択肢:原着の屋外用生地(ポリエステル・アクリル)/表面を染めた生地/室内用生地
雨ざらし:屋外用なら雨は可。縫い目から水は入るので、乾くことが前提
手入れ:水と中性洗剤で丸洗い
色あせ:原着はあせにくい。表面染めは早くあせる

屋外ソファは雨ざらし・出しっぱなしにできるか

フレームの向き不向きは表のとおりで、気を付ける点が二つあります。海の近くでは、ステンレス304は塩で錆が出やすいため、塩に強い316を選ぶか、ときどき水で洗い流します。もう一つはラタン調です。屋外のラタン調ソファは、樹脂の繊維を籐(ラタン)のように編んだもので、天然の籐より雨に強いのが特長です。天然の籐は濡れたままにするとカビやすく、外に置く家具には向きません。

クッションは、中身と生地が屋外用かどうかで分かれます。屋外用の生地と水はけのよい中材なら、雨に当たっても水が抜けて乾きます。室内用のウレタンは水を抱えて乾かず、カビの元になります。屋根のあるテラスや軒下でも、吹き込む雨と湿気で同じことが起きるので、室内用のソファは外に出しません。

出しっぱなしにする場合も、雨の後は一度、クッションの水を払って立てかけます。梅雨の時期はクッションを屋内か乾いた場所へ。長く使わないときはカバーをかけ、ときどき外して湿気を抜きます。ガーデンソファを出しっぱなしにするとは、何もしないことではなく、雨の後に手早く戻せることです。

相談で最初に聞かれるのは、ほぼ毎回「雨に濡れても大丈夫ですか」です。答えは「濡れます。乾きます」。濡れないソファを探すより、濡れた翌日に座れるソファを選んでほしいと、お伝えしています。

PRODUCT

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防水・耐水・撥水・速乾の違い

似た言葉が四つあり、意味が違います。防水は、生地の裏に膜を貼るなどして水を通さない加工のこと。縫い目から入った水は中で抜けにくく、蒸れの元にもなる。耐水は水を染み込みにくくする加工で、強い雨が長く続けば内側まで濡れます。撥水は表面で水を弾く加工で、使ううちに弱まっていく。速乾は、入った水を抜いて乾かす考え方です。水はけのよい中材と乾きやすい生地を組み合わせて、雨の後に座れるまでの時間を短くします。

屋外ソファの防水を気にする方が求めているのは、雨の翌日に座れる状態で、それをかなえるのは防水の膜より速乾の設計です。屋外用クッションの防水を確かめるときも、見るのは生地より中身です。

色あせしにくい生地の見分け方

色あせは、生地の染め方で差が出ます。原着は、糸を作る段階で色を混ぜる染め方です。表面だけを染めた生地より色があせにくく、乾きやすいのも特長です。屋外ソファの素材を見るときは、フレームの金属と同じ重さで、生地が原着かどうかを確かめます。

長く外で使えば、生地の色は少しずつ落ち着いていきます。これは素材の性質で、不具合ではありません。日差しの強い夏の日中はクッションを日陰に寄せ、熱くなった金属のフレームは座る前に確かめます。

サイズの比べ方:2人掛け・3人掛け・シェーズロング

ソファの幅は、1人あたり60〜70cmが目安です。

1人掛け:一般の目安 1人あたり幅60〜70cm/ALTANA の寸法 幅80〜124cm(8点)/前に空ける寸法 ローテーブルまで30〜45cm

2人掛け:一般の目安 幅140〜160cm/ALTANA の寸法 幅125〜218cm/前に空ける寸法 ローテーブルまで30〜45cm

3人掛け:一般の目安 幅180〜220cm/ALTANA の寸法 幅211〜281cm/前に空ける寸法 ローテーブルまで30〜45cm

シェーズロング:一般の目安 寝ころぶなら長さ190cm以上(デイベッドの目安)/ALTANA の寸法 長さ131〜198cm・幅82〜112cm(単体の寸法)/前に空ける寸法 足を伸ばす先に、通る幅60cm以上

ALTANA の寸法は、商品ごとの外の寸法(W)です。ゆったり座るなら、目安より少し広く見ておきます。シェーズロングには、ソファの端につなぐ左右のある形と、単体で置く形があり、コーナー・センター・オットマンと組み合わせて、L字やコの字にも広げられます。

横を人が通るなら、すれ違わない通路で60cm以上、すれ違うなら90cm以上を残します。ソファで食事もするなら、座面とテーブルの高さの組み合わせを先に決めておきます。庭やテラスの図面にソファとこの余白を一緒に描くと、何人掛けが入るかが見えてきます。

置く場所:庭・テラス・屋上・バルコニー

庭では、土や芝の上は脚が沈むので、デッキやタイル、敷石の上に置き、雨水のたまる所は避けます。テラスでは脚に当て物を付け、水はけの向きを確かめます。

屋上とバルコニーは、風と重さが先です。屋上は風が強く、重い素材か動かない置き方が向きます。脚の下は、防水層を傷めない置き方に。バルコニーでは床の重さの制限、避難はしごや隔て板の前、マンションなら管理規約を確かめます。軽いアルミのソファは、台風の前に屋内へ入れるか固定を。海辺やプールサイドには、塩に強いステンレス316やロープが向きます。

搬入の道も先に見ておきます。玄関・廊下・扉、エレベーター、階段の曲がり角を、梱包した大きさで通れるか。通らない場合は、吊り上げて運ぶ方法などを相談の際に一緒に考えます。

手入れとクッションの交換

屋外のソファは、晴れた日に家具ごと丸洗いできます。水か薄めた中性洗剤とやわらかいブラシで汚れを落とし、よく流して日なたへ。ロープやラタン調の編み目は、ブラシで汚れをかき出し、たまった水は傾けて抜きます。クッションは立てかけると早く乾き、チークは乾いてからオイルを塗ると元の色を保てます。

クッションは、日差しと雨で少しずつ傷みます。一般的には3〜5年での交換が目安です。ANKER & ZIMMER では、家具をお求めの方を ANKER FRIENDS として、クッションを特別な条件で替えられます。数年後に生地や色を替える「家具の衣替え」で、フレームはそのまま長く使えます。

数年前に納めたテラスに伺うと、フレームは納めた日とほとんど変わらず、クッションだけが少し柔らかくなっています。生地の色を替えて衣替えをした家では、同じ家具が別の顔になっていました。

ANKER の屋外ソファ

ALTANA は、ANKER & ZIMMER のセミオーダーの屋外家具です。24のシリーズからかたちを選び、317色の生地で仕立てます。型によっては、フレームの色も25色から選べます。ソファは生地を2枚まで選べ、座面と背もたれで色を分けられます。生地は屋外用の原液着色の糸(ポリエステル・アクリル)、クッションは速乾フォーム、フレームはアルミまたは亜鉛めっきスチールです。

ソファ79点のうち33点にベース金額があり(税抜 ¥52,100〜¥610,000)、46点はお見積りです。ベース金額は基本の等級の生地で仕立てた目安で、生地の等級と色で変わります。納期は3か月前後。生地の見本は南青山のショールームで見られます(完全予約制)。ホテルや旅館のテラス、プールサイドへの導入は法人のご相談から受け、形・寸法・ロゴのフルオーダーにも応じます。

FAQ

よくあるご質問

屋外ソファは雨ざらしで大丈夫ですか?

フレームは素材で決まり、アルミ・ステンレス・ロープ・ラタン調は雨に向きます。クッションは屋外用の生地と水はけのよい中材なら乾きます。雨の後は水を払って立てかけ、梅雨と長く使わない期間はカバーか屋内へ。

屋外ソファの防水と撥水の違いは?

防水は水を通さない膜で、撥水は表面で水を弾く加工です。屋外のソファで要るのは、入った水が抜けて乾く速乾の設計です。

室内用のソファを、屋根のあるテラスやバルコニーに置けますか?

お勧めしません。屋根の下でも雨は吹き込み、湿気もこもるので、室内用のクッションはカビが出やすくなります。

ラタン調のソファは屋外に置けますか?

置けます。屋外用のラタン調は樹脂の繊維を編んだもので、天然の籐より雨に強い素材です。

ガーデンソファにカバーは必要ですか?

毎日は要りません。長く使わないときと冬にかけ、ときどき外して湿気を抜きます。ALTANA は制作時にカバーも作れます。

屋外ソファの生地は色あせしますか?

原着の生地は、表面を染めた生地より色があせにくいです。長く外で使えば色は少しずつ落ち着きますが、素材の性質で不具合ではありません。

屋外ソファは何人掛けを選べばよいですか?

1人あたり幅60〜70cmが目安で、2人掛けは140〜160cm、3人掛けは180〜220cm。前に30〜45cm、横の通路に60〜90cmを足して、置く場所と照らします。

屋外ソファの手入れはどのくらい必要ですか?

晴れた日に水か薄めた中性洗剤で丸洗いし、日なたで乾かします。クッションは3〜5年が交換の目安です。

選び方の結び

屋外ソファは、濡れないものを探すより、濡れても乾くものを選ぶと迷いが減ります。フレームの素材で置いたままにできるかが決まり、クッションの中身と生地で雨の後の姿が決まります。人数と置く場所の寸法を図面に描いてから、生地と色を選ぶ順をお勧めします。

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