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高級ガーデンファニチャーは何が違うか|素材・構造・生地・仕立てで見分ける

高級ガーデンファニチャーは何が違うか|素材・構造・生地・仕立てで見分ける

この記事の製品:屋外家具 →
  • 高級な屋外家具の差は、フレームの素材と接合、生地、クッションの中身、天板、仕立て、お届け後の対応に表れます。
  • ALTANA はベース金額4.8万〜61万円、これまでのコレクションは4.2万〜112万円(税抜)です。
  • 対応の対象は構造の変形・破損と接合部の外れで、チークの銀化や生地の退色は素材の性質で不具合ではありません。

ガーデンファニチャーの値段の差は、ブランドやメーカーの名ではなく、フレームの素材と接合、生地とクッションの中身、天板、仕立ての幅、お届け後の対応に表れます。どれも写真では見えにくく、数年後の姿と座り心地に出てきます。

ガーデンファニチャーは、庭・テラス・屋上・プールサイドなど、屋外に置くことを前提に作られた家具です。ブランドの一覧はすぐに見つかりますが、名を知ることと、自分の庭に置く一台を選べることは別です。ここでは名を一つも出さず、七つの基準で見分けます。

SEVEN CRITERIA

ガーデンファニチャーを見分ける七つの基準

フレームの素材と接合
見る所:アルミの肉厚。溶接か、ねじ留めか。海辺ならステンレス316か
聞き方:「フレームの素材と、接合の方法は何ですか」
生地
見る所:原着(糸の段階で染めた生地)か、表面だけの染めか。等級が分かれているか
聞き方:「この生地は原着ですか。等級は幾つに分かれていますか」
クッションの中身
見る所:速乾フォームか、室内用のウレタンか
聞き方:「雨のあと、中までどのくらいで乾きますか」
天板
見る所:セラミック、人造石、チークのどれか。熱と汚れにどう強いか
聞き方:「天板の素材と、油をこぼした時の手入れは」
仕立ての幅
見る所:生地の色数、フレームの色数、寸法を変えられるか
聞き方:「生地とフレームは何色から選べますか。寸法は変えられますか」
お届け後の対応
見る所:何が対応の対象で、何が素材の性質か。書面で分かれているか
聞き方:「対応の対象と、対象でない物を見せてください」
ショールーム
見る所:座れるか、生地の見本を手で確かめられるか
聞き方:「展示はどこで、予約は要りますか」

素材と接合

屋外家具の骨組みに使われる金属は、おおむねアルミ、ステンレス、スチールの三つです。アルミは軽く錆びにくく、塗装で色を付けられるので、動かすことの多い家具に向いています。見分けるのは肉厚と接合で、同じアルミでも管や板が薄ければたわみ、溶接の筋が粗ければ数年で接合部からがたが出ます。筋が均一に磨かれているか、ねじ留めならねじがステンレスかを見てください。

ステンレスは304が一般的で、海の近くでは塩で錆が出ることがあります。モリブデンを加えた316は塩に強く、海辺やプールサイドに向く素材です。スチールは重さと強さがあり、塗装で錆を防ぐため、傷が付いたら早めに補修します。編む家具なら、水を吸いにくいオレフィンのロープは軽く、色があせにくく、水で洗えます。樹脂の繊維を籐のように編んだラタン調は、天然の籐より雨に強い。素材の名より、どこに何を使い、なぜそうしたかを答えられるかが、見分けの手がかりになります。

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生地と中身

屋外用の生地で見るのは、染め方と等級です。糸を作る段階で色を混ぜる「原着」の生地は、表面だけを染めた生地より色があせにくく、乾きやすい。同じ色でも、目付(1平方メートルあたりのグラム数)が違えば、張りと耐久が変わります。等級を分けているメーカーは、生地ごとの違いを価格に写しています。ANKER & ZIMMER の ALTANA では、317色の生地が LEVEL 1 から 5 と特別色に分かれています。

クッションの中身は、見えない所で差が出る部分です。室内用のウレタンは水を含むと乾きにくく、においとへたりが早く来ます。屋外用の速乾フォームは水が中を通り抜けるので、雨のあと座れるまでの時間が違います。ANKER のクッションは速乾フォームです。

天板

テーブルの天板は、熱い物と油と日差しを受ける場所です。セラミックは熱と傷に強く、色の変化がほとんどありません。人造石は石の粉を固めた板で、熱と汚れに強い。チークは油分を多く含む硬い木で、雨に強く、時間とともに銀色に変わっていきます。どれが上かではなく、庭の素材と並べて浮かないか、手入れを続けられるかで選びます。ANKER のテーブルには、セラミックの天板を選べる商品があります。

大きさと置く場所

上質な家具でも、場所に対して大きすぎれば、庭は狭く見えます。海外で作られる家具の多くは広い庭とテラスを前提にしていて、日本の住まいでは「大きすぎる」ということが起こりがちです。大きさの一般的な目安は、ソファで一人あたり幅60〜70cm(2人掛けで140〜160cm、3人掛けで180〜220cm)、ダイニングで一人あたり幅60cm(6人なら幅180cmほど)。椅子の後ろは、引いて座るのに60〜75cm、人が通るなら100cmほど空けます。色と素材は、外壁や窓枠、床の仕上げと並べて選ぶと、家具だけが浮きません。

オーダーメイドで選ぶ(セミオーダーとフルオーダー)

既製の色と寸法から選ぶのか、仕立てるのか。この差は、ブランドの一覧を見るだけでは分かりません。オーダーメイドの家具には、決まった型から仕立てるセミオーダーと、形から設計するフルオーダーがあります。

セミオーダーとは、色・素材・寸法・生地を選んで、置く場所と暮らしに合う一台に仕立てることです。ALTANA は、24のシリーズ・113点から型を選び、317色の生地で仕立てます。型によっては、フレームの色も25色から選べます。これまでのコレクションも、色・素材・寸法・生地(271色)を選ぶセミオーダーで、商品によっては寸法を書いた図面を作り、置く場所と照らして大きさを決めます。奥行き・座面の高さ・幅を、置く場所と座る人に合わせられるか。ここも見分けの基準の一つです。納期は受注生産で3か月前後です。

フルオーダーは、形・寸法・素材から設計して作ることです。ANKER では法人向けに、ロット数や総発注数に応じてお受けし、ロゴも入れられます。

保証とお届け後の対応で、屋外家具のメーカーを見る

何かが起きたときに、何が対応の対象で、何が素材の性質かを、買う前に書面で分けて示せるかを見ます。ANKER では、構造の変形・破損、溶接・接合部の外れが対応の対象です。チークの銀色への変化や色むら、細かな割れ、木目の毛羽立ち、生地の退色、ステンレスのもらい錆、スチールの塗装の傷からの錆、クッションのへたりは、素材の性質であって不具合ではありません。この線引きを先に出せるかどうかに、メーカーが素材をどこまで知っているかが表れます。

ガーデンファニチャーの価格帯の読み方

ANKER & ZIMMER の屋外家具は、ALTANA のベース金額で ¥48,000〜¥610,000(税抜)、これまでのコレクションで ¥42,000〜¥1,120,000(税抜)です。かたちごとの幅は次のとおりです。

ALTANA のソファ:¥52,100〜¥610,000(ベース金額のある33点。ほか46点はお見積り)

ALTANA のテーブル:¥48,000〜¥364,300(13点。ほか6点はお見積り)

ALTANA のチェア:¥88,500〜¥136,000(2点。ほか1点はお見積り)

これまでのコレクションのソファ:¥220,000〜¥860,000(7点)

これまでのコレクションのデイベッド:¥560,000〜¥1,120,000(8点)

これまでのコレクションのラウンジャー:¥110,000〜¥320,000(6点)

これまでのコレクションのダイニング:¥140,000〜¥680,000(11点)

これまでのコレクションのラウンジチェア・ハンギングチェア:¥42,000〜¥340,000(13点)

幅を生むのは、七つの基準と同じ要素です。大きさ(一人掛けと三人掛け、直径2メートルを超えるデイベッド)、フレームの素材と量、生地の等級と色、天板の素材、数量。ALTANA のベース金額は基本の等級の生地で仕立てた場合の目安で、生地の等級(LEVEL)と色、フレームの色、数量によって仕立てた金額が変わります。輸入の家具は、同じかたちでもこの幅より上に広がります。比べるときは、人数・素材・生地の等級をそろえて並べてください。

違いは何ですかと聞かれたら、座面を裏返して見てくださいとお伝えしています。縫い目の始末、ファスナーの位置、フォームの色。表に出ない所にどれだけ手が入っているかで、三年後の姿が決まります。

ショールームで確かめる

七つの基準のうち、写真で分かるのは天板と色くらいです。座面の沈み、肘の高さ、生地の手ざわり、フレームのたわみは、座らなければ分かりません。ANKER & ZIMMER のショールームは東京・南青山の本社屋上にあり、完全予約制です。生地の見本をご覧いただけ、座り心地と手ざわりを確かめられます。展示に限りがありますので、見たい商品は予約の際にお知らせください。

写真で決めかけていた方が、座った瞬間に別のソファへ移ることがよくあります。奥行きが深すぎた、肘が高すぎた。理由はいつも寸法で、座ってみないと出てこない言葉です。

FAQ

よくあるご質問

高級ガーデンファニチャーの価格はどのくらいですか?

ブランドと大きさ、生地の等級で幅があります。ANKER & ZIMMER は ALTANA のベース金額で ¥48,000〜¥610,000、これまでのコレクションで ¥42,000〜¥1,120,000(いずれも税抜)。送料・設置費は別にお見積りします。

高級なアウトドア家具は、価格の低い物と何が違いますか?

フレームの肉厚と接合、生地の染め方と等級、クッションの中身、天板の素材、お届け後の対応の範囲です。写真で分からない所に差があり、数年たってから見た目に出ます。

ガーデンファニチャーのブランドや、屋外家具のメーカーはどう選べばよいですか?

素材と接合を理由とともに答えられるか、生地の等級が分かれているか、対応の対象と素材の性質を書面で分けているか、座れる場所があるか。この四つで絞れます。

セミオーダーとフルオーダーの違いは何ですか?

セミオーダーは、決まった型から色・素材・寸法・生地を選んで仕立てることです。フルオーダーは、形・寸法・素材から設計して作ることです。ANKER の ALTANA は317色の生地から仕立てるセミオーダーで(型によってはフレームの色も25色から)、ソファとチェアは生地を2枚まで選べます。納期は受注生産で3か月前後。フルオーダーは法人向けで、ロット数や総発注数に応じてお受けします。

屋外家具は何年使えますか?

素材と手入れで変わります。アルミとステンレスのフレームは、屋外に置いたまま長く使えます。クッションのへたりは3〜5年が交換の目安で、生地は選び直せます。雨の後は水を払い、長く使わない時はカバーをかけます。

ショールームはどこにありますか?

東京・南青山の本社屋上です。東京メトロ銀座線の外苑前駅から徒歩約10分、完全予約制で、生地の見本と展示の商品をご覧いただけます。

結び

ブランドの名ではなく七つの基準で言い直すと、屋外家具は比べられる物になります。大きさは置く場所から決め、価格は同じ条件で並べ、見えない所に何が入っているかを聞いてください。座り心地は、南青山のショールームで確かめられます。

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