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家庭用サウナを屋外に置く|自宅サウナの費用と、庭・別荘・屋上の条件
家庭用サウナを屋外に置く|自宅サウナの費用と、庭・別荘・屋上の条件
この記事の製品:屋外サウナ →- 家庭用サウナは室内の箱型・屋外の据え置き・テントの三つで、費用と手間の置き場所が違うだけです。
- 屋外の据え置きは本体195万円〜(税抜)に、組立てと基礎・電気工事(単相200V)を足し、工事は置く場所ごとにお見積りします。
- 消防・建築確認・固定資産税の三つを形を決める前に確かめることが、見積もりの幅を狭くする近道です。
家庭用サウナと検索すると、先に出てくるのは室内に置く1〜2人用の箱と、庭で使うテントです。自宅にサウナを入れたい方の多くが、この二つと、屋外に据え置く木のサウナ室(ホームサウナとも呼ばれます)の間で迷います。三つは値段の桁も、置く場所も、使い続ける手間も違うので、同じ条件で並べるところから始めます。屋外に置く数字は、私たちの商品ページと同じ値です。
THREE WAYS
家庭用サウナの三つの置き方。
室内の箱型は工事が軽く、費用も低い帯にあります。遠赤外線の箱は体を温めますが、ストーブに水をかける熱と蒸気の体験とは別の物です。屋外の据え置きは費用も工事も重く、そのぶん置いたあとの手間が軽く、熱と外気浴が一続きになります。室内の箱から替える理由は、だいたい同じです。温度が上がりきらないことと、出た先が廊下であることです。空の下で体を冷ます時間まで含めてサウナだと分かると、箱には戻れないと言われます。
- 費用の帯
- 室内の箱型(遠赤外線・スチーム):数十万〜百万円台(公開されている情報から見た目安)
屋外の据え置き(木のサウナ室):本体 ¥1,950,000〜(税抜・ANKER)+組立て・工事
テントサウナ:数万〜数十万円(公開されている情報から見た目安) - 置く場所
- 室内の箱型:浴室の隣・寝室の一角
屋外の据え置き:庭・別荘・屋上
テントサウナ:庭・河原・キャンプ場 - 工事
- 室内の箱型:電源の確認。大きな物は床と搬入
屋外の据え置き:基礎・電気工事(単相200V)・運搬
テントサウナ:なし - 手間
- 室内の箱型:置けば使える。湿気と換気
屋外の据え置き:置いたまま。木の手入れ
テントサウナ:毎回の設営と撤収 - 続けやすさ
- 室内の箱型:温度の上限と広さに限りがある
屋外の据え置き:外気浴まで一続き。長く使う前提
テントサウナ:天候と気力に左右される
屋外に置く費用の内訳
屋外サウナを自宅に置く費用は、本体・組立て・運搬と設置・基礎・電気工事の五つで決まります。本体は、私たちの場合、1〜2人用の DUO で ¥1,950,000〜(税抜)。
組立てと運搬・設置は庭までの道のりとクレーンの要否で、基礎は地面の状態で変わるので、置く場所をうかがってから見積ります。電気ストーブなら単相200Vの電源を引く電気工事が加わり、薪ストーブなら電気工事はなく、煙突と消防の確かめが入ります。
毎月の費用は、電気ストーブなら電気代で、ストーブの出力と使う時間で決まります。納期は受注生産で3か月前後です。
置ける場所の条件
庭。水が溜まらないコンクリートの基礎を打ち、その上に置きます。重さの例は、2300×1600mm 級で約316kg。庭サウナの相談で多いのは「どこに置くか」より「出たあとどこで休むか」で、外気浴の椅子の場所と入口の向きをここで決めます。庭に置いて初めて分かるのは、入口の向きの大切さです。出た瞬間に隣家の窓が見えると、外気浴が落ち着きません。図面の段階で、扉を開けた先に何が見えるかを一緒に確かめるようにしています。
別荘。使う頻度が低く、周囲との距離が取れる場所です。薪ストーブを選びやすく、200Vの電源が引きにくい土地でも置けます。
屋上とベランダ。屋上は建物の一部で、載せられる重さは建物ごとに決まっています。法令が床の計算で見込む1㎡あたり約183kgは設計のための値で、その建物の上限ではありません。サウナの重さを構造の設計者に渡して確かめるのが最初の一歩で、手順は「屋上に置く前に」のページにあります。消防では、屋上は「多量の火気を使用する場所」にあたります。マンションのベランダは共用部にあたることが大半です。
近所と煙。電気ストーブなら煙は出ません。薪を選ぶなら、煙突の位置と、風のある日に隣家へ煙が流れないかを見ます。
法律3点の見方
自宅サウナに関わる法令は、消防法・建築基準法・固定資産税の三つです。どれも形と大きさと置く場所で答えが変わり、最終の判断は所轄の消防署と自治体が行います。
消防。2026年3月31日から、サウナストーブは「簡易サウナ設備」(屋外・テント型か木製のバレル型・定格出力6kW以下・薪か電気の四つを満たす物)と「一般サウナ設備」に分かれました。箱型・小屋型は一般サウナ設備で、私たちのサウナもこの区分です。一般サウナ設備は「個人の住居に設けるもの」を除いて設置の届出が要ります。
建築。土地に定着し、屋根と柱か壁を持つ物は建築物にあたり、小さくても建築確認が要ることがあります。防火地域・準防火地域の外で増築の床面積が10㎡以内なら不要になる例外があり、東京の住宅地に多い防火地域・準防火地域ではこの例外が使えません。
固定資産税。屋根と壁で外気と分けられ、土地に定着し、用途に合った状態の三つを満たすと、家屋として課税される可能性があります。判断は市区町村です。
三つとも、置く場所・形と大きさ・ストーブの種類と出力を決めてから、図面と仕様書を持って消防署・建築の窓口・固定資産税の窓口で確かめます。手順は「屋外サウナの法令」のページに置いています。
人数とサイズの決め方
私たちの屋外サウナは1〜8人の大きさから選びます。入口は1〜2人用の DUO で、幅1000・1200・1500mm の三つ、奥行1000mm、高さ1900mm。屋外サウナを2人用で探すなら、庭の一角に収まるこの寸法が入口です。
人数の物差しは「座るか横になるか」です。ふたりで座るなら DUO で足り、横になるならベンチの長さが要り、サイズが一段上がります。天井の高さは 1900mm 以上、換気は1時間に6回ほどが目安で、ストーブの出力はサウナ室の大きさに合わせて選びます。
水風呂と外気浴
屋外に置く利点は、水風呂と外気浴の椅子をサウナ室の隣に置けることです。私たちのアウトドアバスは水風呂としても湯船としても使え、円形の HALO が ¥605,000〜、楕円の OREN が ¥638,000〜(税抜)。
家庭用サウナを屋外に置く費用はいくらですか?
本体に、組立て・運搬・基礎・電気工事を足した額です。ANKER の場合、本体は1〜2人用の DUO で ¥1,950,000〜(税抜)。組立てと工事は、置く場所をうかがってからお見積りします。
電源は家庭用の電気で足りますか?
電気ストーブは単相200Vの電源が要ります。分電盤から屋外まで専用の回路を引く工事を行います。
建築確認は要りますか?
置き方と大きさで変わります。防火地域・準防火地域の外で増築の床面積が10㎡以内なら不要になる例外があり、防火地域・準防火地域では使えません。自治体の建築の窓口で確かめます。
固定資産税はかかりますか?
屋根と壁で外気と分けられ、土地に定着し、用途に合った状態の三つを満たすと、家屋として課税される可能性があります。市区町村が判断します。
冬も使えますか?
使えます。外気が冷たい季節ほど、熱と外気浴の差がはっきりします。
1〜2人用の大きさはどれくらいですか?
DUO は幅1000・1200・1500mm、奥行1000mm、高さ1900mm の三つです。納期は3か月前後です。
電気代はどのくらいかかりますか?
ストーブの出力と使う時間で決まります。電気ストーブは 6kW が2〜3人用、9kW が3〜4人用の目安で、温める時間と入る時間を足した使用時間に出力を掛けた電力量に、電気の契約の単価を掛けた額になります。単価は契約で違うため、金額はご家庭の契約を見て計算します。単相200Vの専用回路が前提です。
木にカビは生えませんか?
使ったあとに換気と乾燥を続ければ、起きにくくなります。使用後は扉を開けて湿気を出し、ベンチと床を乾かすのが基本の手入れです。木材はレッドシダー・ヘムロック・スプルース・サーモウッドの四種で、いずれも屋外のサウナに使う木です。木の収縮や細い割れ、熱と湿気による色の変化は木の性質で、不具合ではありません。
デメリットは何ですか?
置く前の確認が多いことです。置く場所の広さと基礎、単相200Vの電源工事、消防・建築確認・固定資産税の法令を、形を決める前に確かめます。置いたあとは、使用後の換気と乾燥、木の定期的な点検、水風呂を置くなら冬の水抜きが続きます。手間を置く前と置いたあとに引き受ける代わりに、熱と水と外気が庭で一続きになる、という選択です。
自宅のサウナでロウリュはできますか?
できます。薪ストーブはロウリュを前提にした機種が多く、電気ストーブは機種によって分かれるため、サウナストーンに水をかけられる機種を選びます。室の大きさとロウリュの希望をうかがってから、ストーブの型を決めます。ストーブの違いは「薪ストーブと電気ストーブ」の記事にまとめています。
記事を読む →入れるまで、どのくらい温めますか?
公開されている情報から見た目安では、電気ストーブで30分〜1時間ほど、薪ストーブで点火から1時間前後です。電気は温度を設定して待ち、薪は火を育てながら待ちます。
庭に据え置くサウナには、どんな形がありますか?
樽を横に倒した樽型(バレルサウナ)と、屋根と壁をもつ箱型・小屋型(サウナ小屋)の二つが中心です。樽型は少ない容積を早く温め、箱型は人数と使い方に合わせて容積を取ります。ANKER & ZIMMER は樽型の BOTTE と、箱型の八つのシリーズをつくっています。違いは「バレルサウナの選び方」に、言葉の意味は「サウナ小屋とは」にまとめています。
バレルサウナの選び方を読む →結び
家庭用サウナの三つの置き方は、費用と手間の置き場所が違うだけで、どれが正しいという話ではありません。屋外に据え置く選択は、本体 ¥1,950,000〜に組立てと工事を足す重い入口のぶん、置いたあとの手間が軽く、熱と水と外気が一続きになります。場所と法令の三点を先に確かめることが、見積もりの幅を狭くする近道です。