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屋外用クッションと生地の選び方|防水と速乾・中材・色あせ・カビ・カバー

屋外用クッションと生地の選び方|防水と速乾・中材・色あせ・カビ・カバー

この記事の製品:屋外家具 →
  • 屋外用クッションは、原着の屋外用生地と速乾フォームの中材を組み合わせ、濡れても乾く作りで選ぶ。
  • カビは中材に水が残って出るので、雨の後は立てかけて乾かし、梅雨と冬は屋内かカバーで守る。
  • ALTANA の生地は原液着色の317色で、在庫の13色と特別色に分かれ、等級で金額が変わる。

屋外用クッションは、防水かどうかより、生地と中材の両方が外で濡れて乾く作りかどうかで選びます。生地は原着の屋外用生地、中材は水を通して抜く速乾フォームが基本で、雨の後の乾き方も、カビも、色あせの出方も、この二つの組み合わせで決まります。そのうえで置く場所の日差しと湿気から色と織りを選び、しまう場所とカバーを先に決めておくと、同じクッションを長く気持ちよく使えます。

BY LOCATION

置く場所で変わる、生地とクッションの扱い

表のうち、海の近くの手ざわりと日焼け止めの汚れは、一般的な屋外用生地の傾向です。プールや水風呂のそばに置く場合は、ご相談の際に置く場所をお知らせください。生地と中材の組み合わせを、その場所に合わせて一緒に決めます。

日なたの庭・屋上
生地と色の考え方:日差しで色が落ち着く前提で選ぶ。濃い色は熱を持ちやすい
クッションの扱い:夏の日中は日陰へ寄せる。屋上は強風の前に屋内へ入れるか固定する
屋根のあるテラス・軒下
生地と色の考え方:雨は少なくても湿気がこもる。水を吸いにくい生地を
クッションの扱い:吹き込んだ雨が乾きにくい。濡れたら風の通る所へ移す
海の近く
生地と色の考え方:塩が残ると、生地の手ざわりが硬くなりやすい
クッションの扱い:ときどき水で塩を流し、立てかけて乾かす
プールサイド・外気浴の席
生地と色の考え方:濡れた体で座る前提。乾きの早い生地と速乾の中材を
クッションの扱い:使った後は立てかけて乾かす。日焼け止めや皮脂の汚れは早めに落とす

屋外用クッションに防水は要るか

屋外用クッションに求めたいのは、水を通さないことより、入った水が抜けて乾くことです。縫い目やカバーの合わせ目からは、強い雨がどうしても入ります。防水の膜で包んだクッションは、入った水の逃げ場がなく、中で蒸れてカビの元になります。雨の翌日に座れるのは、生地が水を吸いにくく、中材が水を下へ落とす作りのほうです。

カビは、中材に水が残ったまま、風の通らない日陰に置かれたときに出ます。室内用のウレタンは水を抱えて乾かないので、屋根のあるテラスでも外には出しません。雨の後は水を払い、クッションを立てかけて、風の通る所で乾かす。屋外のクッションの扱いは、まずこれが基本です。

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屋外用クッションの中材は速乾フォームを

屋外用のクッション材は、気泡が粗くつながり、水がそのまま下へ抜ける速乾フォームが向いています。目の細かい一般のウレタンは、表面が乾いても芯に水を抱え込み、数日たっても重いままです。速乾フォームは、押せば水が抜け、立てかけておけば早く乾きます。乾くまでの時間は、気温と風で変わります。

座り心地は、中材の厚みと硬さで決まります。一般的には、背もたれはやわらかめ、座面はへたりにくい硬さで組みます。毎日座る家族の席と、ときどき使う客の席とで、硬さの好みを分けて考えるのも一つの方法です。中材は置く場所と使い方に合わせて選べるので、水まわりに置くなら、そのことを最初に伝えておくと話が早く進みます。

屋外用生地の選び方:糸・織り・目付

屋外用生地の糸は、原着のアクリルとポリエステルが主です。一般に、アクリルはやわらかく落ち着いた手ざわりの生地が多く、ポリエステルは張りがあって形の崩れにくい生地が多い、という違いがあります。どちらも屋外で使う前提の糸で、優劣より、手ざわりと張ったときの姿で選びます。

織りは、一色に見える無地と、織り方で模様や凹凸を出した織り柄に分かれます。同じ色でも、織りで手ざわりと影が変わり、柄の見え方は張る物の大きさと光で変わります。ソファの座面いっぱいに張るのか、小さなクッション一つに使うのかで、同じ生地でも印象は別物です。

目付は、選ぶときの手がかりとして使います。毎日座る座面と背もたれには目付の大きい、しっかりした生地を。軽いチェアのシートや飾りのクッションには、薄手の生地でも十分です。数字だけで決めず、見本を手で触り、張った姿を思い浮かべて選びます。

色の決め方と、色あせの見越し方

原着の生地でも、長く外で使えば色は少しずつ落ち着いていきます。素材の性質で、不具合ではありません。色を決めるときは、この変化を前提にします。一般に、濃い色は日なたで熱を持ちやすく、淡い色は泥はねや水じみが目に入りやすい。日差しの強い屋上には中間の色、木陰の多い庭には少し明るい色、というように、置く場所の光から考えると迷いが減ります。

色は、写真ではなく実物の見本で決めます。画面の色や織りの見え方は、実物と違います。見本は屋外の光の下で、フレームの色や床のタイル、デッキと並べて見ると、置いたときの姿に近づきます。ソファやチェアなら、座面と背もたれで生地を分け、汚れの付きやすい座面に落ち着いた色を回す組み方もあります。

見本は、必ず外へ持って出てもらいます。ショールームの照明の下で選んだ色が、庭の光では一段明るく見えることがあるからです。迷ったら、床とフレームに近い色から一つ、外す色を一つ。その二つを並べると、家に合う方がはっきりします

手入れ・カバー・しまう場所

汚れは早めに、水と中性洗剤とやわらかいブラシで落とし、よく流してから立てかけ、日なたか風通しのよい所で乾かします。梅雨の間はクッションを出しっぱなしにせず、屋内か乾いた場所へ。冬はカバーを掛けるか屋内へ入れ、カバーは掛けたままにせず、ときどき外して湿気を抜きます。ALTANA のカバーは、ご注文の際に合わせて作れます。

見落とされやすいのが、しまう場所です。ソファ一式のクッションは、思いのほか場所を取ります。物置やデッキの下、ガレージの棚など、梅雨と冬にクッションを入れておける場所を、家具を選ぶ段階で決めておくと、季節の出し入れが苦になりません。

屋外のクッションは日差しと雨で少しずつ傷み、交換の目安は3〜5年です。ANKER & ZIMMER で家具をお求めの方は、ANKER FRIENDS としてクッションを特別な条件で替えられ、そのときに生地や色を替えることもできます。

長くきれいに使っている家ほど、クッションの帰る場所が決まっています。テラスの脇の収納に、座面と背もたれが立てて並んでいる。雨の気配がしたら、そこへ戻すだけ。手入れというより、暮らしの動線の一部になっています

ANKER の屋外用生地とクッション

ANKER & ZIMMER のガーデンファニチャーの生地は、二つの系統に分かれます。セミオーダーの ALTANA は317色で、どれも屋外用の原液着色の糸、ポリエステルかアクリルで織られています。在庫のある13色と、受注してから織る特別色304色があり、金額は生地の等級で変わります。等級は LEVEL 1〜5 と特別の6段。生地の一覧で選ぶと糸の素材と目付が表示され、4つまで並べて見比べられます。ソファとチェアは、座面と背もたれで2枚まで生地を選べます。クッションの中材は速乾フォームです。

これまでのコレクションの生地は271色です。無地が147色で目付は220〜360g/m²、幅150cm。織り柄が124色で目付は340〜660g/m²、幅137〜152cm。番号か品番で、見本や値段をご相談いただけます。ヨーロッパやアメリカのブランド生地での仕立ても選べ、指定の生地がある場合も、基本的にご相談に応じます。

商品のページのベース金額は、基本の等級の生地で仕立てた場合の目安で、選んだ生地の等級と色で金額が変わります。生地の見本は南青山のショールームでご覧いただけます(完全予約制)。納期は、受注生産の品と在庫の無い品で3か月前後です。

FAQ

よくあるご質問

屋外用クッションは防水ですか? 雨に濡れても大丈夫ですか?

防水の膜で水を止める作りではなく、濡れても乾く作りです。屋外用の生地と速乾フォームなら、雨の後に水を払って立てかければ乾きます。

屋外のクッションにカビが出るのはなぜですか?

中材に水が残ったまま、風の通らない所に置かれるからです。濡れたら立てかけて乾かし、梅雨は屋内か乾いた場所へ入れます。室内用のウレタンは屋外に向きません。

屋外用クッションの中材は何を選べばよいですか?

水が抜けて早く乾く速乾フォームが向いています。座面はへたりにくい硬さ、背もたれはやわらかめが一般的な組み方です。

屋外用クッションの生地は色あせしますか?

原着の生地は色があせにくい生地ですが、長く外で使えば色は少しずつ落ち着きます。素材の性質で、不具合ではありません。夏の強い日差しの日中は、クッションを日陰へ寄せます。

屋外用クッションにカバーは必要ですか?

毎日は要りません。冬や長く使わない期間に掛け、ときどき外して湿気を抜きます。ALTANA はご注文の際にカバーも作れます。

屋外用クッションの交換の目安と、生地の替え方は?

交換の目安は3〜5年です。ANKER & ZIMMER で家具をお求めの方は、クッションを特別な条件で替えられ、そのときに生地や色も替えられます。

選び方の結び

屋外用クッションは、濡れないことより、濡れた後にどう乾くかで選びます。中材は速乾フォーム、生地は原着の屋外用生地。この二つが整っていれば、あとは置く場所の光と湿気から色と織りを選び、しまう場所を決めておくだけです。生地は写真で決めず、外の光の下で見本を手に取ってから決めると、選び直しが減ります。

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