客室テラスの家具
客室テラスの家具は、人数とテラスの寸法、正面の景色で決まります。2人の客室なら、2人掛けのソファ(幅140〜160cm)か、ラウンジチェア2脚にサイドテーブル。ソファの前にローテーブルを置くなら30〜45cm 空け、奥行きが届かなければラウンジチェアだけにするか、寸法を変えて仕立てます。
向きは、座ったときに何が見えるかで決めます。ソファの背の高さ(600〜830mm)を手すりと照らし、景色を背もたれで遮らない高さを選びます。生地の色は客室ごとに分けず施設全体で揃えると、予約の画面で一つの施設として見えます。
共用部とレストランのテラス
共用部のラウンジは、不特定の人が短く座る場所です。席数は、ソファの幅を1人あたり60〜70cm として数えます。
レストランのテラスは、食事の寸法で見ます。ダイニングは1人あたり幅60cm、4人で幅120〜150cm、6人で180cm ほど。丸テーブルなら直径90cm で2〜4人、120cm で4〜6人です。天板は熱や汚れに強い人造石か、商品によってはセラミックから選べます。天候と予約に合わせて席を組み替えるため、フレームは軽いアルミが向いています。
海辺とプールサイドの素材と生地
素材は、重さ・天候・海風・手入れの四つで比べます。ステンレス 316 は、モリブデンを加えて塩に強くしたステンレスで、海の近くやプールサイドに向いています。オレフィンロープは水を吸いにくい樹脂の繊維で、軽く、色があせにくく、水で洗えます。
原着の屋外用生地は、糸を作る段階で色を混ぜた生地です。表面だけを染めた生地より色があせにくく、乾きやすい。ALTANA の生地も屋外用の原液着色の糸で織り、クッションには速乾フォームを使います。
ホテル・旅館へのご導入の流れと納期
ご相談。置く場所と過ごし方、人数を伺います。場所の写真や寸法、席数や棟数があれば一緒にお送りください。
見本。生地と色を見本で選びます。南青山のショールーム(完全予約制)では、座り心地や手ざわりも確かめられます。画面の色は目安です。
お見積り。製品名・数量・色・置く場所・ご希望の納期を伺い、数量に応じてお見積りします(価格はすべて税抜)。
製作。ご発注が確定しましたら、正式な図面と仕様書をお出しして製作に入ります。受注生産で、納期の目安は3か月前後です。製作の準備に入るため、ご発注後のキャンセルは原則お受けしていません。
お届け。ご指定の場所へお届けします。送料・設置費は商品代に含まれず、置く場所・階数・経路によって別にお見積りします。
セミオーダーとフルオーダー
ALTANA は、24のシリーズを317色の生地から仕立てる、セミオーダーの屋外家具です。その施設にしかない家具は、フルオーダーで形・寸法・素材から設計して製作します。ロット数、または施設全体の総発注数に応じてお受けし、施設のロゴも入れられます。ほかのメーカーでできることは、基本的にすべて私たちでもできます。
客室の数だけ同じ家具を納めた施設で、生地は一色に揃え、向きで日差しが違う分はクッションの中材で調整しました。写真に写る色を揃えるためです。
清掃と交換、冬の保管
ガーデンファニチャーは、外で使うためにつくられています。水か薄めた中性洗剤とやわらかいブラシで編み目や生地の汚れを落とし、水でよく流して、日なたで乾かす。クッションは立てかけると早く乾き、ステンレスは海の近くならこまめに塩を洗い流すと錆を防げます。冬など使わない季節には、製作のときにカバーを付けることもできます。ときどき外して、湿気をこもらせないようにします。
屋外のクッションは日差しと雨で少しずつ傷み、一般的には3〜5年での交換がすすめられます。私たちで家具をお求めの施設は、クッションを特別な条件で替えられます。生地や色を替える「家具の衣替え」で、開業したときの色を保てます。