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屋上・ルーフバルコニーの使い方と活用

ROOFTOP USE
ROOFTOP USE

屋上やルーフバルコニーは、多くの場合、防水を守るだけの場所になっています。そこを過ごす場所にするとき、何から考えるか。順番は、床、囲い、屋根、置く物、灯りです。重さと防水と風を確かめながらこの順で足していくと、屋上は空にいちばん近い、もうひとつのリビングになります。

WHICH PLACE

屋上テラスと、ルーフバルコニー。

屋上テラスは、建物の最上部の屋根を使う場所で、階段や塔屋から上がります。ルーフバルコニーは、下の階の屋根を床にした屋根の無い広いバルコニーで、上の階の部屋から出入りします。違うのは決め方の順で、戸建ての屋上テラスは所有者の判断で計画を進められ、マンションのルーフバルコニーは共用部分にあたるため、管理規約の確かめが先に来ます。

FLOOR & FENCE

床と、囲い。

使い方は床から始まります。屋上の床にアンカーやビスで物を留めると、防水層を貫いて雨水の入り口をつくるので、床に穴を開けず、置いて据えるのが基本です。床は、置くだけのデッキ・タイル・人工芝でつくります。囲いは、視線と風をさえぎるフェンスです。屋上は地上より風を受けやすく、軽い家具や日よけを並べるだけでは風で動いたり倒れたりします。床のデッキとフェンスを一体で組めば、囲いが構造を支える壁にもなり、風の力を全体で受け止めます。

ROOF

屋根。

屋根は、日差しと小雨をよけ、屋上で過ごせる時間を延ばします。ANKER & ZIMMER の屋上は、床のデッキとフェンス、パーゴラを一体で組み、部材どうしが支え合う構造にして、建物に打ち付けずに据えます。パーゴラルームは、幅と出幅を屋上の寸法に合わせてつくれます。屋根と柱を持つものは建築物として扱われることがあり、建築面積や高さの制限との関係を自治体で確かめます。マンションでは、屋根を建物に取り付けるのは外観の変更にあたり承認を得にくいため、パラソルのように置いて使う日よけという選び方もあります。

WHAT TO PLACE

置く物=風呂・サウナ・家具・緑・キッチン。

一体で組んだ構造の上に、目的に合わせて中身を入れます。浴槽は、湯を張った HALO が約560kgで、底の面に1㎡あたり約420kgがかかるため、重さと底の寸法を構造の設計者に渡して置く位置を決め、給湯と排水の工事をします。サウナは、電気ストーブなら単相200Vの電源を屋上まで引き、消防の届出と基準は所轄の消防署で確かめます。家具は、動かさないテーブルは重い素材、出し入れする椅子は軽い素材と分け、台風の前は軽い物とクッション、パラソルを屋内へ入れます。緑は、全面に土を敷くより、大きなプランターとデッキで置くと防水を守りながら手入れを続けやすく、乾きと風に強い植物が向きます。キッチンと火は、風をさえぎったデッキの上に。家族や仲間が集まる理由になります。

LIGHT & WHO

灯りと、戸建て・マンション・ビルの違い。

夜の屋上は、街の灯りを眺めるラウンジに変わります。できあがった後にいちばん使われるのは、屋根の下のソファと小さな灯りです。灯りと水栓、コンセントは、屋上に引けるかを初めに確かめます。

戸建ての屋上は所有者の判断で進められ、確かめるのは重さ・防水・風・手すりです。マンションのルーフバルコニーは共用部分で、置ける物は管理規約と使用細則で決まり、承認が要ることがあります。ビルやホテル、賃貸の建物の屋上は、貸し出し、屋外の会議の場、宿泊、入居者の共用ラウンジなど、使い道に合わせて設計します。法人のご相談は、法人の屋上のページからどうぞ。南青山の本社屋上がショールームで、床・囲い・屋根を一体で組んだ実物を確かめられます(完全予約制)。

FAQ

よくあるご質問

ルーフバルコニーと屋上テラスは、何が違いますか?

屋上テラスは建物の最上部の屋根を使う場所で、階段や塔屋から上がります。ルーフバルコニーは下の階の屋根を床にした広いバルコニーで、上の階の部屋から出入りします。どちらも防水層の上にあり、重さと防水の考え方は共通です。マンションのルーフバルコニーは共用部分で管理規約の確かめが先、戸建ての屋上テラスは所有者の判断で進められます。

マンションのルーフバルコニーでは、何ができますか?

マンションごとに違います。ルーフバルコニーは共用部分で、置ける物と手続きは管理規約と使用細則で決まります。置くだけのデッキやタイル、置いて使う家具やパラソルから考え、浴槽やサウナは構造の設計者への重さの確かめと、管理組合の承認が要ることがあります。避難の道を兼ねる所と、隣との仕切り板の近くには物を置きません。

ルーフバルコニーに屋根を後付けできますか?

戸建てなら付けられます。屋根と柱を持つものは建築物として扱われることがあり、建築面積や建物の高さ・斜線の制限との関係を自治体で確かめます。マンションでは、屋根を建物に取り付けるのは外観の変更にあたり承認を得にくいため、パラソルのように置いて使う日よけという選び方もあります。

屋上を使えるようにするには、何から始めますか?

現地を見ることからです。防水の種類と年数、排水、手すり、搬入の経路を見て、何をどこに置けるかを構造の条件で確かめ、床・フェンス・屋根を一体で設計します。防水の残りの年数が短いなら、つくる前にやり直しておく順番です。

ビルの屋上でも頼めますか?

頼めます。貸し出し(バーベキュー・イベント)、会議やワークスペース、サウナ、宿泊、入居者の共用ラウンジなど、使い道に合わせて空間を設計し、計画から施工まで一社で受け持ちます。宿泊に使う場合は、住宅宿泊事業法・旅館業法などの条件を計画の段階で一緒に確かめます。法人の屋上のページからご相談ください。

法人の屋上のページ →
実物を見られますか?

東京・南青山の本社の屋上がショールームです。床のデッキと囲いと屋根を一つに組んで打ち付けずに据えた屋上に、パーゴラルーム、屋外サウナ、アウトドアバス、家具、植栽と壁面緑化を置いています。完全予約制で、外苑前駅から徒歩約10分です。

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