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サンルームとパーゴラルームの違い|暑さ・結露・固定資産税・建築確認で比べる

サンルームとパーゴラルームの違い|暑さ・結露・固定資産税・建築確認で比べる

この記事の製品:パーゴラルーム →
  • サンルームは屋根と壁をガラスで囲う通年の部屋で、パーゴラルームは電動ルーバー屋根の外の居場所です。
  • 防火・準防火地域の外で既存の敷地に10㎡以内を増築するなら確認不要の例外があり、3×4mは超えます。
  • ANKER のパーゴラルームは3×4mの目安で¥2,145,000〜(税抜)、納期は3か月前後です。

サンルームとパーゴラルームは、どちらも庭やテラスに屋根のある居場所をつくるものですが、違いは囲い方にあります。サンルームは屋根も壁もガラスやポリカーボネートで囲う通年の部屋で、パーゴラルームは電動のルーバー屋根で日差しと雨を調整しながら、風と光の中で過ごす外の居場所です。

室内の延長として季節を問わず使いたいならサンルーム、外で過ごす時間そのものを増やしたいならパーゴラルームが向きます。ANKER & ZIMMER がつくっているのは後者で、相談の席では、この二つのあいだで迷う方によくお会いします。

COMPARE

テラス・サンルーム・パーゴラルームを同じ条件で比べる

テラスとサンルームの列は、公開されている情報から見た一般的な傾向で、製品と置き方で変わります。

屋根
テラス:固定の屋根(ポリカーボネートなど)
サンルーム:ガラス・ポリカーボネートで固定
パーゴラルーム:アルミのルーバーを電動で開け閉め
壁
テラス:なし
サンルーム:ガラスやパネルで囲う
パーゴラルーム:なし。ガラスウォールやスクリーンを選べる
夏の日差し
テラス:屋根の下は日陰。熱はこもりにくい
サンルーム:日差しを通し、熱がこもりやすい
パーゴラルーム:ルーバーの角度で調整。開けば熱が抜ける
冬
テラス:外と同じ
サンルーム:日中は暖かいが、ガラス面に結露が出やすい
パーゴラルーム:外と同じ。ヒーターを足せる
雨
テラス:真上の雨を防ぐ。吹き込みは入る
サンルーム:防ぐ
パーゴラルーム:閉じれば防ぎ、雨水は柱の中を流れる。横からの吹き込みは入る
法令
テラス:屋根と柱で建築物にあたることがある
サンルーム:増築として建築確認が要ることが多い
パーゴラルーム:屋根と柱で建築物にあたることがある

サンルームとは:テラス・テラス囲いとの違い

サンルームは、建物の外にせり出して、屋根と壁をガラスやポリカーボネートで覆った部屋です。日の光を取り込みながら、雨と風を室内と同じように締め出します。くつろぎの場、植物の置き場、天気を問わない物干し場として使われてきました。

似た言葉が二つあります。テラスは、掃き出し窓の先に床と屋根を設けた屋外の場所で、壁は持ちません。テラス囲いは、そのテラスをアルミの枠とパネルで囲った簡易な型で、本格的な基礎を設けずに据える製品が中心です。サンルームと呼ばれるものの中には、基礎から立ち上げて住まいと同じように増築する型もあり、気密と水密が高いぶん、扱いは部屋に近づきます。呼び方は作り手によって揺れがあり、テラス囲いやガーデンルームをサンルームと同じ棚に並べる例もあります。

「テラスをサンルームにしたい」という相談は、テラスに壁を足す話です。壁を足すほど雨と風には強くなり、そのかわり外の空気から遠ざかります。どこまで囲うかが、この比較の最初の分かれ目です。

PRODUCT

パーゴラルームを、見る。

暑さ・結露・掃除:サンルームのデメリットとして挙がること

サンルームのメリットは、天気を問わず明るい部屋が一つ増えることです。そのかわり、閉じた部屋であることが、季節ごとの不満にもつながります。

夏は、ガラスの屋根が日差しを通し、閉じた室内に熱がたまります。日よけのシェードや換気扇、開け閉めできる窓で和らげる方法が一般的ですが、真夏の日中は室温が上がりやすくなります。冬は日中こそ暖かいものの、夜に冷えたガラス面へ室内の湿気が触れて、結露が出ます。洗濯物や植物を置けば湿気はさらに増えるので、換気と除湿が欠かせません。掃除では、屋根の上の落ち葉や砂ぼこりが、透明な屋根ほど下から目に入ります。屋根の上の掃除は高い所の作業になります。

パーゴラルームは、壁を持たないので熱がこもらず、閉じた部屋のような結露の悩みとは性格が違います。夏の日中はブレードを閉じて日陰をつくり、夕方は開いて風を通す。冬に部屋の暖かさは得られないので、ヒーターやガラスウォールを足して整えます。手入れは、可動部・金物・基礎の定期点検が中心で、雪の降る時はルーバーを開けておきます。

サンルームの見積もりを手に相談に来られた方が、ショールームの屋上でルーバーを開けたとたん、囲うのをやめたことがあります。欲しかったのは部屋ではなく、空の見える食卓だった、と後で伺いました

建築確認と固定資産税

建築基準法では、土地に定着し、屋根と柱か壁を持つものを建築物としています。サンルームは住まいに付けて増築する形が多く、建築物として建築確認が要る場面が多くなります。パーゴラルームも柱と屋根を持つので建築物にあたることがあり、電動で閉じられるルーバー屋根がどちらに扱われるかは、自治体(特定行政庁)が判断します。

防火地域・準防火地域の外で、すでに建物のある敷地に増築する床面積が10㎡以内なら、確認が要らない例外があります。新築や、防火地域・準防火地域の中では使えません。パーゴラルームの標準の大きさ3×4m(12㎡)は、この10㎡を超えます。確認が要らない場合でも、建ぺい率や基礎への固定の基準には合わせます。

固定資産税では、屋根と壁で外気と分けられ、土地に定着したものが、家屋として扱われる可能性があります。ガラスで囲い基礎に据えるサンルームは、この形に当てはまりやすい造りです。パーゴラルームは、ガラスウォールで四方を囲うかどうかが分かれ目になります。判断は市区町村が行います。ANKER では、ご発注が確定したら正式な図面と仕様書をお出しし、自治体の窓口や設計者に確かめる材料にしていただきます。

住まいへの付け方と費用の見方

サンルームは、住まいの外壁に付けて増築する形が中心です。外壁に金物を留める工事は、住まいを建てた会社の保証の条件に関わることがあるので、着工の前に確かめておきます。増築の費用は本体だけでなく、基礎・サッシとガラス・床・電気・申請の手間を合わせて見ます。室内として使うなら、断熱と換気の設備も加わります。

パーゴラルームは、庭の真ん中に自立させる、建物の壁に付けて併用する、既存の構造に組み込む、と置き方を選べます。自立式なら、住まいの外壁に手を入れずに据えられます。基礎はコンクリートに固定し、土の地面では柱ごとにコンクリートの基礎をつくります。電動ルーバーを動かす電源工事も要ります。費用は大きさで上がり、本体と、基礎・電気工事・運搬を分けて見積もります。

ANKER のパーゴラルーム

ANKER & ZIMMER のパーゴラルームは、アルミ(6063-T6)の骨組みに電動のルーバー屋根を掛けた製品で、四つのモデルがあります。Light と Standard は羽根の角度が回る型(0〜97°・0〜105°)、Premium は屋根が伸び縮みして約75%開く型、Grande は4本柱で最大4.5×7mまで掛けられる大きな型です。

価格は3×4mの目安で、Light ¥2,145,000〜、Standard ¥2,695,000〜、Premium ¥3,300,000〜(いずれも税抜)、Grande はお問い合わせです。本体にはモーター・リモコン・LED 照明を含みます。幅と出幅は数センチ単位でオーダーでき、1区画は幅6m×出幅4m(Premium は4.5m)まで、つないで広げることもできます。高さは標準2.7mで、それ以上もオーダーできます。

色は、ホワイト・クリームホワイト・ブラック・ブラックグレー・ネイビーの5色で、Premium はグレーとホワイトの2色です。屋根の下は、ガラスウォール、電動で上げ下げできるジップスクリーン、目隠しのスラットウォール、照明、シーリングファン、ヒーターで整えます。受注生産で、納期は3か月前後。お引き渡しの後も、不具合やメンテナンスのご相談を承ります(内容によって別途費用がかかることがあります)。電動ルーバー・モーター・LED は、各メーカーの保証に従います。当社がメーカーへの窓口になります。実物は、南青山の本社屋上のショールームで見られます(完全予約制)。

冬の晴れた昼は、ルーバーを開けて日だまりをつくります。ヒーターを一台足せば、上着を脱いで食事ができる日が思いのほか多い、と置いた方から伺います

FAQ

よくあるご質問

サンルームとパーゴラルームは、どちらが夏に暑くなりにくいですか?

壁の無いパーゴラルームのほうが、熱はこもりません。ルーバーの角度で日差しの入り方も変えられます。サンルームは閉じた部屋なので、日よけと換気の設備で熱を逃がします。

サンルームの結露は防げますか?

冬の夜に冷えたガラス面へ湿気が触れて出るので、換気と除湿で減らします。洗濯物や植物を置く場合は、湿気の逃げ道を先に考えておきます。

サンルームの掃除はどのくらい要りますか?

屋根の上の落ち葉や砂ぼこりが、透明な屋根ほど目に入ります。屋根の上は高い所の作業になるので、手入れの頻度と方法を、建てる前に決めておきます。

サンルームに固定資産税はかかりますか?

屋根と壁で外気と分けられ、土地に定着したものは、家屋として扱われる可能性があります。判断は市区町村が行います。パーゴラルームは、ガラスウォールで四方を囲うかどうかが分かれ目です。

サンルームを置いて増築するとき、建築確認申請は要りますか?

建築物にあたれば、要ることが多くなります。防火地域・準防火地域の外で10㎡以内の増築なら不要になる例外がありますが、地域と大きさで変わります。自治体の窓口か設計者に確かめてください。

テラスとサンルームの違いは何ですか?

テラスは床と屋根だけの屋外の場所で、サンルームはそこを壁で囲った部屋です。テラス囲いは、その中間にあたる簡易な型です。

選び方の結び

閉じた部屋が欲しいのか、外で過ごす時間が欲しいのか。サンルームとパーゴラルームの違いは、この一点から暑さ・結露・税の扱いまで分かれていきます。どちらを選ぶ場合も、置く場所の地域と大きさを先に確かめることをお勧めします。

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