居心地をつくる:床・灯り・家具・緑
ガーデンルームの居心地は、囲いより中身で決まります。床は、室内の床と高さをそろえるか、庭と同じ高さにするかで、使い方が変わります。室内とそろえれば食卓の延長になり、庭とそろえれば靴のまま出入りする場所になります。
灯りは、夜の顔を決めます。パーゴラルームは屋根に照明を組み込み、色温度を選べます(Light は3000K と6000K、Standard は3000K・4000K・6000K)。夕方からは暖かい色に落とすと、屋根の下が部屋らしくなります。夏の昼はシーリングファンで空気を動かし、日差しの強い庭ではエアコンを付ける方法もあります。
家具は、ガラスで囲っても外に置ける物を選びます。扉を開ければ湿気も日差しも入るからです。鉢植えや壁面の緑を置くと、庭とのあいだの線がやわらぎます。隣家や道路からの視線は、フェンスの高さと透け方を場所ごとに変え、上からの視線はパーゴラの屋根で切ると、光と風を残したまま囲えます。
納めた家に伺うと、昼より夜の話を多く聞きます。ルーバーを少し開け、灯りを落とした屋根の下で、食事のあとも席を立たない、と
置く前に確かめること:日当たり・建築確認・固定資産税
日当たりは、方角と季節で変わります。南向きで夏の日差しが強い場所をガラスだけで囲うと、熱がこもります。ルーバーの屋根なら、季節ごとに日の入り方を変えられます。
建築基準法では、屋根と柱を持ち土地に定着するものは建築物にあたることがあり、ガーデンルームもパーゴラルームも、その場合は建築面積に入って建ぺい率に関わります。柱の間隔や天井の高さなどの条件を満たす開放性の高い構造は、端から1m以内を建築面積に入れない扱いもあり、当てはまるかは自治体で確かめます。防火地域・準防火地域の外で既存の建物に増築する10㎡以内の例外は、3×4m(12㎡)では使えません。
固定資産税は、ガラスウォールなどで四方を囲い、外気と分けられた状態で土地に定着させると、家屋として扱われる可能性があります。囲い方の段階を決めることは、税の扱いを決めることでもあります。住まいの外壁に付ける場合は、住まいの保証の条件も先に確かめます。ANKER では現地の確認の際に、地面と床の状態、壁に付けるかどうか、確認申請が要るかを一緒に確かめます。
費用の内訳:本体・基礎・電気・運搬・囲い
ガーデンルームを増設する費用は、本体と、据えるための工事に分けて見ます。ANKER のパーゴラルームでは、本体は3×4mの目安で Light ¥2,145,000〜、Standard ¥2,695,000〜、Premium ¥3,300,000〜(いずれも税抜)、Grande はお問い合わせです。本体にはルーバーのモーター・リモコン・LED 照明を含みます。
基礎・電気工事・運搬と設置は、現地を確かめた後に別にお見積りします。大きさは自由に設計でき、大きくするほど価格が上がります。ガラスウォールやドア、スクリーン、ヒーターを足せば、そのぶんが加わります。特別色のシャンパンゴールドは+¥300,000〜(税抜)です。工事を伴う場合は、着工金として代金の30〜50%を、残りを工事の出来高に応じてお支払いいただきます。
ANKER のパーゴラルームでつくるガーデンルーム
ANKER & ZIMMER のパーゴラルームは、アルミ(6063-T6)の骨組みに電動のルーバー屋根を掛けた製品です。四つのモデルから始め、幅と出幅を数センチ単位で決め、1区画は幅6m×出幅4m(Premium は4.5m)まで、つないで広げることもできます。高さは標準2.7mで、それ以上もオーダーできます。
色は、ホワイト・クリームホワイト・ブラック・ブラックグレー・ネイビーの5色で、Premium はグレーとホワイトの2色です。ガラスウォールの枠はホワイト・グレー・ブラウン・ブラックから、ドアは4色から選べ、ジップスクリーンは手回しやチェーンのほか電動でも開け閉めできます。床には WPC のデッキを合わせられます。受注生産で、納期は3か月前後。お引き渡しの後も、不具合やメンテナンスのご相談を承ります(内容によって別途費用がかかることがあります)。電動ルーバー・モーター・LED は、各メーカーの保証に従います。当社がメーカーへの窓口になります。
三方をガラスで囲い、庭に向いた一面だけを折りたたみの扉にした家があります。春と秋は扉を開け放ち、冬は閉じてヒーターを点ける。ひとつの屋根の下で、季節ごとに部屋の形が変わります