ANKERD PRODUCT × OUTSIDE ZIMMER
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アウトドアリビングの作り方と設計|床・屋根・目隠し・家具・灯りを決める順序
アウトドアリビングの作り方と設計|床・屋根・目隠し・家具・灯りを決める順序
この記事の製品:パーゴラルーム →- 作り方は、置く場所を決めてから床・屋根・目隠し・家具・灯りの順に決め、変えにくい物を先にします。
- 床は厚さ20mm の大判タイルで室内と色調をそろえると、窓の内と外がひと続きに見えます。
- 使われなくなる理由は視線・暑さ・虫・手入れの四つで、屋根と目隠しと床を先に決めて防ぎます。
アウトドアリビングの作り方は、置く場所と間取りを先に決め、そのあと床・屋根・目隠し・家具・灯りの順に決めていくのが基本です。床が室内との行き来を、屋根と目隠しが使える季節と時間を決めるため、家具や照明から選びはじめると、置いたまま使われない場所になりやすくなります。
THE ORDER
アウトドアリビングの作り方:決める順序
表の順は、後から変えにくいものを先に置いた並びです。床の高さと仕上げは工事の後には直しにくく、屋根は基礎と電源の工事を伴います。家具と照明は、場所が決まってからでも選び直せます。
- 1 置く場所
- 決めること:居間からの近さ・方位・広さ
主な選択肢:居間の先のテラス/中庭/庭の離れ/2階のバルコニー/屋上
ANKER の例(価格は税抜):― - 2 床
- 決めること:室内との段差・水はけ・熱さ
主な選択肢:大判タイル/磁器タイル/デッキ材
ANKER の例(価格は税抜):厚さ20mm の大判タイル 600×600・1200×600mm、¥8,800〜/㎡(100㎡から) - 3 屋根
- 決めること:使える季節と時間
主な選択肢:屋根なし/パラソル/パーゴラ
ANKER の例(価格は税抜):パーゴラルーム 3×4m の目安で ¥2,145,000〜。幅と出幅は数センチ単位 - 4 目隠し
- 決めること:視線を切る高さと透け
主な選択肢:フェンス/植栽/スクリーン
ANKER の例(価格は税抜):フェンス 高さ1,150〜3,000mm(商品による) - 5 家具
- 決めること:人数と過ごし方
主な選択肢:ソファ/ダイニング/デイベッド
ANKER の例(価格は税抜):ALTANA 24シリーズ・生地317色 - 6 灯りと炎
- 決めること:夜の時間
主な選択肢:置く照明/屋根の照明/炎
ANKER の例(価格は税抜):ガーデンライト ¥42,000〜、BETTI エコファイヤー ¥170,500〜
置く場所と間取り:居間の延長・中庭・2階・屋上
使われやすいのは、居間の掃き出し窓の先にテラスやデッキを延ばす間取りです。窓を開ければ居間と外がひと続きになり、料理を運ぶ道のりも短く済みます。建物の壁に囲まれた中庭は、道路からの視線が届きにくく、目隠しを足さずに済む場所です。居間と中庭や2階のバルコニーをつなぐ間取りは、アウトサイドリビングと呼ばれることもあります。
2階のバルコニーは見晴らしと日当たりを得やすい代わりに、床の重さの制限と排水、避難の通路を先に確かめます。屋上では風と荷重、防水層を傷めない固定が条件です。敷地に余裕があれば、建物から離した庭の一角に屋根を架け、離れのような居場所をつくる方法もあり、居間から見える位置に置けば、眺めとしても庭が生きます。
床:室内とそろえ、土を出さない
床は、室内から出るときの段差と、雨の後に乾くまでの時間を決めます。居間の床と色調の近いタイルを外にも敷くと、窓の内と外がひと続きに見え、部屋が外へ広がったように感じられます。ANKER & ZIMMER の大判タイルは厚さ20mm、600×600mm と1200×600mm の2つの大きさに6色があり、屋内と屋外の床・壁に使えます。
石畳のような表情にしたいなら、縁をやわらかく落としたタンブル仕上げの屋外用磁器タイルがあり、4つのサイズを組み合わせて敷きます。木の質感を求めるならデッキ材を。どの素材でも、土を出さない床にすると草取りの手間が大きく減ります。雨の後に水が残らないよう、建物から外へ向けてわずかな勾配を付けるのが一般的です。夏の照り返しや素足で歩いたときの熱さは色と素材で変わるので、床の色は日当たりと合わせて決めます。
屋根と目隠し:日差しと視線を一緒に切る
外で過ごせない理由の多くは、見られることと暑いことの二つです。目隠しのフェンスは、低いと視線が切れず、高いと暗く圧迫感が出ます。高さと透け感を場所ごとに変え、上の階や隣の窓からの視線は屋根で切ると、すべてを高い壁で囲まずに、光と風を残せます。ANKER & ZIMMER のフェンスは、高さ・柄・色を敷地に合わせて選んでつくります。
屋根は、使える季節と時間を決めます。電動ルーバーの屋根は、羽根の角度で日差しの入り方を変え、閉じれば雨を防ぎます。真夏の昼は日陰をつくり、冬は開いて日だまりにする。屋根の下に家具を置いておけるかも、ここで決まります。
最初にうかがうのは、庭で何をしたいかです。広さや予算の話は、その後で構いません。火を囲みたいのか、昼に本を読みたいのかで、屋根の向きも床の色も変わってきます
家具・灯り・炎:過ごし方から選ぶ
家具は、何人でどう過ごすかから決めます。人を招いて食卓を囲むならダイニングを、静かに休むならソファやデイベッドを中心に置きます。屋外のソファは雨の後に乾く素材と生地で(屋外ソファの選び方)、テーブルとチェアは素材ごとの雨への強さで選びます(ガーデンチェアとテーブル)。
グランピングのような夜を庭で過ごしたいなら、主役は灯りと炎です。照明は、ひとつで全体を照らすより、足もと・卓上・屋根の下に低く分けて置くと、夜の庭が落ち着いて見えます。ANKER & ZIMMER のガーデンライトは、チークのキューブとランタン、メタルのランタン、布のシェードのフロアライトの4種。BETTI のエコファイヤーはバイオエタノール専用の屋外用で、煙突や配管の工事は要りません。料理まで外でするなら、アウトドアキッチン(5つのモデル・¥820,000〜)やドリンクステーション(6つのモデル・¥1,012,000〜、いずれも税抜)を据えると、カウンターが場の中心になります。
アウトドアリビングが使われなくなる理由と防ぎ方
つくった後に使われなくなる理由は、四つにほぼ集まります。一つ目は視線で、座ったときの目の高さを基準に、囲う高さと屋根で切ります。二つ目は暑さと季節です。屋根の角度と床の色で夏の昼を、囲いとヒーターで冬の夕方をしのげば、使える月が延びます。
三つ目の虫は、一般に、水のたまる所と夜に強く光る照明のまわりに集まりやすいとされます。水はけのよい床にし、灯りを低く柔らかく置き、植栽を座る場所から少し離すと、寄りにくくなります。四つ目は手入れと片付けです。クッションをしまう場所が遠い、家具が重くて動かせない、床に草が生える。雨の後に乾く家具と土を出さない床、屋根の下の収納で、出し入れの手間を減らします。
ANKER & ZIMMER でつくる場合
ANKER & ZIMMER は、床・囲い・屋根・体験・光の五つの層を自社でつくり、ひとつの空間として設計します。パーゴラルームは幅と出幅を数センチ単位でオーダーでき、基礎・電気工事・運搬は本体とは別にお見積りします。家具は ALTANA を317色の生地から仕立て(型によってはフレームの色も25色から)、製品から設計・施工までを同じ窓口で受けます(建設業許可取得済み)。ご相談の後はレイアウト案、デザインの提案、契約、施工と進み、南青山の屋上ショールームでは実物の空間を確かめられます。
納めてから数年たって伺うと、使われ続けている庭には共通点があります。居間から近く、屋根があり、座ったときに外から見えない。家具の良し悪しより、この三つが先に効いているように思います
アウトドアリビングとアウトサイドリビングの違いは?
ほぼ同じものを指す言い換えで、決まった区別はありません。居間と中庭や2階のバルコニーをつなぐ間取りを、アウトサイドリビングと呼ぶことがあります。
狭い庭やマンションのバルコニーでもつくれますか?
つくれます。広さより、何をする場所かを先に決めると、小さな場所でも使われます。マンションのバルコニーは、床の重さの制限、避難はしごや隔て板の前をふさがないこと、管理規約を先に確かめます。
アウトドアリビングのデメリットは何ですか?
視線・暑さ・虫・手入れへの備えがないと、使われなくなることです。屋根と目隠しと床を先に決め、家具は雨の後に乾くものを選ぶと、手間の多くは減ります。
アウトドアリビングの虫対策は?
水のたまる所をなくし、照明は低い位置に柔らかく置くのが一般的な対策です。植栽は座る場所から少し離し、夜は屋根の照明を落として足もとの灯りで過ごすと、寄りにくくなります。
雨の日も使えますか?
屋根があれば使えます。電動ルーバーの屋根は閉じて雨を防ぎ、雨水は柱の中を通して流します。横から吹き込む雨は、サイドスクリーンやガラスの囲いで受けます。
庭で火を使ってもよいですか?
屋外用の炎の設備なら使えます。置く場所や大きさによって消防法や地域の条例が関わることがあるため、燃えやすい物との距離と、煙やにおいが隣に届かない位置を、置く前に確かめます。
結び
アウトドアリビングは、家具を選ぶ前に、どこで何をして過ごすかを決めることから始まります。場所が決まれば床と屋根が決まり、目隠しと灯りがそれに続きます。順に決めていけば、外の居場所は特別な日のものではなく、居間の続きになります。