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ナチュラルガーデンとドライガーデンの違い|植栽の選び方と、手入れの量で決める庭

ナチュラルガーデンとドライガーデンの違い|植栽の選び方と、手入れの量で決める庭

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  • ナチュラルガーデンは樹木と草花を自然な姿で植え、ドライガーデンは乾燥に強い植物と石で水やりを抑えます。
  • どちらが向くかは、手入れに使える時間と、庭の日当たり・水はけ・冬の最低気温の四つで決まります。
  • 土が無い屋上やテラスには、直径800〜1,070mmの大型プランターか、人工の壁面緑化で緑を置けます。

ナチュラルガーデンは、樹木や草花を野山に近い姿で植栽し、季節の移ろいを楽しむ庭で、ドライガーデンは、乾燥に強い植物と石や砂利を組み合わせ、水やりを抑えてつくる庭です。どちらが向くかは、見た目の好みより、手入れに使える時間と、庭の日当たり・水はけ・冬の寒さで決まります。

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ナチュラルガーデン・ドライガーデン・イングリッシュガーデンの違い

表は一般的な傾向で、植える地域と植物の選び方で変わります。イングリッシュガーデンは花の色と高さを細かく組む庭の伝統で、ナチュラルガーデンはそこから一歩引いて、植物が育つ姿に景色を任せる庭と考えると、違いがつかみやすくなります。

主役の植物
ナチュラル:樹木と多年草、草花
ドライ:アガベ・ユッカ・ソテツなど乾燥に強い植物
イングリッシュ:バラや宿根草など、花
地面
ナチュラル:土と下草
ドライ:石・砂利・水はけのよい土
イングリッシュ:土と芝、花壇
手入れ
ナチュラル:剪定・花がら摘み・水やりが季節ごとに
ドライ:水やりは少なめ。水はけの管理が要
イングリッシュ:花がら摘み・剪定・水やりが多い
一年の変化
ナチュラル:季節で大きく変わる
ドライ:姿が変わりにくい
イングリッシュ:花の季節に見ごろを迎える
合いやすい建物
ナチュラル:木や塗り壁の家、別荘
ドライ:モダンやリゾートの調子の家
イングリッシュ:洋風の家

外構の植栽が担う役目

植栽は、庭の飾りである前に、外構の部品の一つです。中木や生垣は、塀ほど閉ざさずに道や隣家からの視線を切ります。落葉樹は、夏は葉で日陰をつくり、冬は葉を落として日だまりを返します。石やタイル、塗り壁の硬い面の前に緑が入ると、建物の輪郭がやわらぎ、照り返しも和らぎます。季節の変化を家の中から眺められるのも、植栽にしかできない役目です。

引き受けることもあります。落ち葉の掃除、虫、剪定、そして植物が育って大きくなること。植えた日の大きさだけで位置を決めると、数年後に窓をふさぎ、隣地へ枝が越えることがあります。植栽の図面には、育った後の大きさも描いておきます。

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植物の選び方:シンボルツリーから下草まで

ナチュラルガーデンは、一本のシンボルツリーから組み始めます。株立ちの落葉樹は、枝が細く分かれて軽い日陰をつくり、冬も枝の線が景色に残ります。その足元に、毎年芽を出す多年草、香りのあるハーブ、乾いた所には多肉植物を合わせ、高さの違う緑を重ねます。植える場所は絞り、歩く小径と腰を下ろす場所の余白を先に取っておくと、植物が育っても庭が窮屈になりません。

ドライガーデンは、輪郭のはっきりした植物を石の間に据える庭です。一般には、アガベ、ユッカ、ソテツ、オリーブ、細い葉のグラス類がよく使われます。乾燥に強い植物でも、寒さへの強さは種類ごとに違い、冬の最低気温が低い地域では、葉が傷んだり枯れたりすることがあります。地域の冬の寒さを先に確かめて種類を選ぶか、寒さに弱い種類は鉢に植えて、冬は軒下へ移せるようにします。

手入れの量で選ぶ

ナチュラルガーデンは、春から夏にかけて、伸びた枝や花がらを整える手入れが続きます。手を入れるほど景色が育つ庭で、その時間を楽しめる方に向きます。

ドライガーデンは、植えた後に根が張るまでは水やりが要り、根付いた後は水やりの回数を抑えられます。その代わり、水はけが景色の寿命を決めます。水が溜まる土では根が傷みやすいため、土を入れ替えたり、盛り土で高さをつけたりして、水の逃げ道を先につくります。手入れの少ない庭は、何もしない庭ではなく、手入れの回数を設計で減らした庭です。

別荘のように、訪れる間隔が空く庭では、留守の間に手をかけずに保てる植物を選ぶことが先になります。年に何度か、剪定と植え替えを専門の手に任せる計画も、植栽の一部として考えておきます。

植えたい木より先に、週末に庭で何時間過ごしたいかを伺います。水をやる時間を楽しみにしている方と、眺めるだけでいい方とでは、同じ庭の広さでも選ぶ植物がまったく違ってきます

土が無い場所は、大型プランターと壁面緑化で

屋上やテラス、タイルを敷いた中庭のように、植える土が無い場所にも緑は置けます。大型のプランターに植えれば、植物の大きさを鉢で決められ、寒い季節には場所を移すこともできます。BETTI のプランターは、ガラス繊維で補強したコンクリート(GF-RC)の円い鉢で、直径800〜1,070mm の三つの型、8色から選べ、底穴の有無も指定できます。土と水を入れた鉢は重くなるので、屋上やバルコニーに置くときは、床が支えられる重さを先に確かめます。

植える場所そのものが限られる壁には、人工の植物でつくる壁面緑化があります。中庭やエントランス、外壁に、手入れの負担を抑えながら緑を描けます。

植栽の外構工事の費用は、何で決まるか

植栽の費用は、木の本数より、木の大きさで大きく動きます。一般に、同じ種類の木でも、背が高く幹が太いほど値段は上がり、運ぶのにクレーンが要る大きさになると、搬入の費用も加わります。そのほかに、土の入れ替えや改良、水はけを整える工事、水やりの設備、植栽を照らす照明が費用に入ります。

ドライガーデンは、石や砂利と土の入れ替えの量で費用が変わり、ナチュラルガーデンは、植える株の数と、植えた後の手入れの頻度で、年ごとの費用が変わります。植栽の見積もりを比べるときは、植えたときの木の高さと、植えた後の手入れが含まれるかの二つを、並べて見ることが要になります。

ANKER & ZIMMER の植栽

ANKER & ZIMMER の植栽は、ドライガーデンやリゾート向けの植物と、大型のプランターです。外構の図面と植栽の図面を引き、植物の種類・大きさ・置き方を、ご予算の中で決めていきます。ランドスケープの設計者と、造園と植物に20年以上携わってきた専門家が加わり、国内外から、その空間に合う植物を選んで仕入れます。床や塀、パーゴラと同じ図面の上で植栽を決めるので、緑だけが浮くことがありません。

芝生と花壇の庭を、石と株の大きな植物の庭に替えたお宅があります。夏の水やりがほとんど要らなくなり、空いた時間は、植物を眺めながら外で過ごす時間になったそうです

南青山の屋上ショールームでは、植栽と壁面緑化、プランターを実物で見られます。

FAQ

よくあるご質問

ドライガーデンとは何ですか?

乾燥に強い植物と、石や砂利、水はけのよい土を組み合わせ、水やりを抑えてつくる庭です。アガベやユッカ、ソテツなど、輪郭のはっきりした植物がよく使われます。

ドライガーデンは手入れが要らないのですか?

少なくはなりますが、無くはなりません。根付くまでの水やり、水はけの管理、伸びた葉の整理が要ります。手入れの回数を設計で減らした庭です。

寒い地域でもドライガーデンはつくれますか?

つくれます。冬の最低気温に耐える種類を選び、寒さに弱い種類は大型のプランターに植えて、冬は軒下へ移します。

ナチュラルガーデンとイングリッシュガーデンの違いは?

イングリッシュガーデンは花の色と高さを細かく組む庭で、ナチュラルガーデンは植物が育つ姿に景色を任せる庭です。手入れの量は、一般にイングリッシュガーデンのほうが多くなります。

植栽の外構工事の費用は、何で決まりますか?

木の大きさ、本数、土の入れ替え、搬入の方法、水やりの設備、照明で決まります。同じ種類の木でも、背が高いほど費用は上がります。

屋上やテラスにも植栽を置けますか?

置けます。大型のプランターに植えるか、壁には壁面緑化を使います。土と水を入れた鉢は重くなるので、屋上やバルコニーでは床の強さを先に確かめます。

結び

ナチュラルガーデンとドライガーデンは、好みの違いである前に、手入れの時間の配分の違いです。庭で過ごしたい時間と、冬の寒さと、水の逃げ道を先に決めれば、植える植物は自ずと絞られていきます。

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つづきは、こちらから。

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