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サウナの水風呂に使う浴槽の比較|樽・膨らむ型・浴槽・チラー、屋外で冷たさを保つ条件

サウナの水風呂に使う浴槽の比較|樽・膨らむ型・浴槽・チラー、屋外で冷たさを保つ条件

この記事の製品:屋外サウナ →
  • 水風呂の容れ物は、深さ・水温・水の始末の三つで決まり、溜めて回す物と張って流す物に分かれます。
  • 水道水は冬に10℃を下回り、真夏に25℃を超える地域があるため、夏まで使うならチラーが要ります。
  • ANKER の4型は座って浸かる縁の高さ550〜780mmで、首まで沈みたい方には深い樽か埋め込みが向きます。

屋外サウナを建てると決めたあと、次に考えるのが水風呂です。深さ・水温・水の始末の三つで、容れ物の選び方が決まります。自宅サウナの水風呂の作り方を調べると、木の樽、空気で膨らませる型(アイスバスと呼ばれる物)、金属の槽、埋め込みまで、見た目も価格も幅の広いものが並びます。この記事では、ANKER & ZIMMER のアウトドアバスを含めて同じ条件で並べ、屋外で冷たさを保つ条件をまとめます。

FIVE TUBS

水風呂に使える五つの容れ物。

価格帯と温度の性格は、公開されている情報から見た目安です。溜めて回す物と、張って流す物に分かれ、チラーの要否も水の管理も、ほぼこの一点から決まります。

木の樽
深さ:立って首まで入る深い物が多い
温度の保ち方:木の厚みで変化が緩い
チラー:付ける製品もある
水の管理:溜めて使う物が多い。木の手入れ
冬と夏:冬は凍結と木の収縮、夏は水の傷み
見た目:サウナ小屋と同じ木
価格帯:20万〜60万円前後
膨らむ型・ポータブル
深さ:座って肩まで。浅い物もある
温度の保ち方:断熱が薄く、外気に近づく
チラー:一体型か別売
水の管理:溜めて回す。フィルター交換
冬と夏:冬は凍結、夏はチラー前提。数年で替える
見た目:道具の見え方
価格帯:2万〜15万円前後
金属の槽(ステンレスなど)
深さ:製品ごとに幅
温度の保ち方:熱を伝えやすく、断熱材の有無で差
チラー:一体型が多い
水の管理:溜めて回す。ろ過と薬剤
冬と夏:日なたは夏に温まる。冬は凍結
見た目:工業的。施設に合う
価格帯:50万〜200万円前後
置き型の浴槽(コンクリート・石・鋳鉄)
深さ:座って浸かる。縁の高さ550〜780mm(ANKER の4型)
温度の保ち方:厚みで変化は緩いが、保つ装置は無い
チラー:別に用意(ANKER はあわせて用意できる)
水の管理:張って流す。溜めるなら水質の管理
冬と夏:冬は水抜き、夏は水道水の温度が上がる
見た目:庭と建築に馴染む
価格帯:42万〜90万円台(ANKER・税抜)
埋め込み(造作)
深さ:自由。首まで浸かる深さも
温度の保ち方:地中の温度に近づき、緩い
チラー:配管に組む
水の管理:溜めて回す。ろ過と循環
冬と夏:凍結の処理を設計に入れる
見た目:景色の一部になる
価格帯:工事込みで100万円〜

深さと座り方

水風呂の深さは、首まで浸かりたいか、肩までで足りるかで決まります。立って入る深い樽は首まで浸かれ、座って浸かる浴槽は縁の高さが物差しになります。縁の高さ550〜620mm の浴槽は腰を下ろして浸かる作りで、肩まで来るかは体格と座り方で変わります。縁の高さ780mm の一人用は、同じ座り方でも深く沈めます。

ANKER の4型で言えば、HALO(φ1300×H550mm)と CIRQ(L1480×W1480×H600mm)は2〜3人、OREN(L1650×W820×H620mm)は1〜2人、SOLO(L1320×W710×H780mm)は1人の大きさです。水風呂は湯船より短い時間で出るので、サウナの人数より一つ小さい型で足りることが多いです。

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温度の保ち方

屋外の水風呂で読みにくいのが水温です。水道水の温度は季節で動き、冬は10℃を下回る地域もあれば、真夏は25℃を超える地域もあります(公開されている情報から見た目安)。冬は張ったままで十分に冷たく、夏は張るだけでは冷たさが足りません。

対策は三つの段です。一日の大半が日陰になる位置を選ぶこと。入る直前に張り直して水道水の温度まで戻すこと。それでも足りない夏に、チラーで水を冷やすこと。チラーは水を循環させて冷やす装置なので、溜めて回す配管と電源が前提になります。

真夏の屋上に置いた浴槽で、昼に張った水が夕方にはぬるくなった、というご相談がありました。入る直前に張り直す使い方に変え、翌年にチラーを足して、夏の夕方も水風呂として使えるようになりました。

水の管理

水風呂の水は、張って流すか、溜めて回すかの二通りです。張って流す方は、使うたびに新しい水道水で満たし、終わったら排水します。装置は要らず、手入れは浴槽を洗うことだけです。

溜めて回す方は、ろ過と循環の装置で水を保ち、薬剤で水質を整えます。チラーを使うなら、この形になります。ANKER のアウトドアバスは給水と排水の工事が必要で、どちらの使い方もできます。溜める場合は水質の管理を続けることになります。

置く場所

水風呂はサウナの扉から数歩の場所に置きます。熱から水へ移る間に体が冷めない距離で、濡れた足で歩く床の素材も一緒に考えます。外気浴の椅子もその近くに置くと、サウナ・水風呂・外気浴が一つの動線になります。

デッキに置くなら、水を張った重さと排水の先が条件です。ANKER の浴槽は水を張ると約474〜826kg(HALO・OREN・CIRQ)になります。庭の土の上なら、水平を取る基礎と排水の経路を作ります。屋上は建物の積載荷重が先です。

ANKER の浴槽を水風呂に使う

ANKER & ZIMMER のアウトドアバスは、GFRC(ガラス繊維強化コンクリート)の浴槽で、湯船と水風呂の両方に使えます。円形の HALO ¥605,000〜、楕円の OREN ¥638,000〜、角形の CIRQ ¥902,000〜、一人用の SOLO ¥420,000〜(すべて税抜。SOLO は予約受付中・2027年4月からお届け)。設備は給水と排水の工事だけで、水を冷やすチラーもあわせて用意できます。費用の内訳とチラーのことは、水風呂のページでご案内します。

サウナの隣に木の樽を置くつもりで来た方が、浴槽を選んだことがあります。決め手は、昼は水風呂、夜は湯船として使えることと、樽より低い縁で出入りが楽なことでした。

向かない所も書きます。立ったまま首まで浸かる深さは4型のどれにもなく、首まで沈みたい方には深い樽か埋め込みが向きます。

FAQ

よくあるご質問

水風呂の浴槽は何がいいですか?

深さ・水温・水の始末で決まります。首まで浸かるなら深い樽か埋め込み、座って浸かり庭に馴染ませるなら置き型の浴槽、まず試すなら膨らむ型です。

屋外で水温は保てますか?

春と秋と冬は水道水のままで保てます。夏は日陰に置き、入る直前に張り直しても足りない日があり、その場合はチラーが要ります。

チラーは要りますか?

夏に使うなら要ります。冬だけ、または春と秋までなら、水道水の温度で足りることが多いです。

水風呂の深さはどのくらいが良いですか?

座って浸かるなら縁の高さ550〜620mm 前後、深く沈むなら780mm 前後が目安です(ANKER の4型の場合)。

冬の水風呂はどうしますか?

水道水のままで十分に冷たく、チラーは止めます。使わない期間は凍結を避けるため水を抜きます。

サウナと水風呂の距離はどのくらいですか?

サウナの扉から数歩です。外気浴の椅子もその近くに置きます。

水風呂の温度は何度が目安ですか?

公開されている情報から見た目安では、サウナの水風呂は 15〜20℃ 前後の帯で語られることが多く、好みと体調で上下します。水道水は冬に10℃を下回り、真夏に25℃を超える地域があるので、冬は張ったままでこの帯に入り、夏はチラーで下げます。何度が体に良いかは医学の判断になるので、私たちは断定しません。

チラーとは何ですか?

水を循環させて冷やす装置です。浴槽の水をポンプで取り出し、冷却器を通して戻す仕組みなので、溜めて回す配管と電源が前提になります。水道水の温度が上がる夏に、入りたい温度まで水を下げる役を担います。ANKER のアウトドアバスには、チラーをあわせて用意できます。

選び方の結び

首まで沈みたいなら深い樽か埋め込み、座って浸かり庭に馴染ませるなら置き型の浴槽、まず試すなら膨らむ型。夏まで使うならチラー、冬までなら水道水のまま。この二つを決めれば、容れ物はほぼ絞れます。

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つづきは、こちらから。

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