ANKERD PRODUCT × OUTSIDE ZIMMER
機能美をまとった、心地いい外構空間。
プロダクトから空間までを、A to Z。
ANKERD PRODUCT × OUTSIDE ZIMMER
機能美をまとった、心地いい外構空間。
プロダクトから空間までを、A to Z。
軽井沢の別荘の外構は、冬の凍結と積雪、留守の長さ、森の湿気の四つを先に決めてから、庭とアプローチ、サウナや湯船の置き場所を描きます。町の大部分は標高900〜1,000mの高原で、1月の朝の冷え込みは平年で氷点下8℃を下回るため、水を使う物と雪の下に入る物の扱いが、見た目より先に効いてきます。
ANKER & ZIMMER は、サウナ・アウトドアバス・パーゴラ・家具・植栽を、ひとつの景色として計画します。
もう一つの条件が、町の決まりです。軽井沢町は全域が長野県の浅間山麓景観育成重点地域で、延べ面積20㎡以上の建物、工作物、土地の形質の変更などは、工事に着手する30日前までに町を通じて県へ届け出ます。町の自然保護対策要綱は、敷地の樹木をできる限り残すこと、塀や遮へい物はできる限り設けず、設けるならコンクリートブロックや有刺鉄線を使わずに樹木を活かすことを求めています。景観のガイドラインには、駐車場を道路から見えにくいよう周りを緑化すること、擁壁は自然石などで景観になじませることも書かれています。要綱は順次改正されているので、計画の段階で町の窓口に最新の基準を確かめます。
浅間山の溶岩でできた浅間石を積んだ塀は、町が地勢を紹介するページにも載せている眺めです。新しい外構は、その石と雑木の町並みに加わる物として考えます。
凍結は、地面の中から始まります。町の給水装置の指針は、敷地内の給水管を凍結深度以上の深さに埋めるよう定めています。外の水栓、湯船の給湯、サウナの水風呂へ引く配管も同じで、地中は凍結深度より下を通し、地上に出る所は保温し、冬に水を抜ける形にしておきます。町は、冬に停電すると配管に巻いた凍結防止帯が働かず、凍結が起きやすくなると注意を促しています。電気で守る配管ほど、水を抜く手順も一緒に用意しておきます。
雪は、どこへ寄せるかを図面に描いておきます。駐車場から玄関、玄関からサウナや湯船へ、雪かきをする道は幅と勾配で手間が変わります。除雪した雪を積む場所を先に決めておかないと、春まで庭の一角が雪の山になります。屋根から落ちる雪の下には、通路も湯船の縁も置きません。
車は道路から見えにくい位置に置き、周りを木で囲みます。屋根の下に車を入れたいなら、木の柱と梁で組む HOLZNETZ の二層のデッキ Grandeck で、下を車の置き場に、上をテラスにする組み方もあります。
別荘の外構で冬に困ることの多くは、人がいない間に起きます。町は、数日間水を使わない場合は水抜きをすること、漏水は普段使わない屋外水栓のような目の届きにくい場所でも起きることを、別荘の持ち主に向けて案内しています。外の水まわりは、数を絞り、帰る前に一か所で抜ける形に寄せておくと、冬の手順が短くなります。
湯船は、溜めておかない形が留守に向きます。ANKER のアウトドアバスは電源を使わず、来たときに湯を張り、帰るときに抜きます。凍結のおそれがある時と長く使わない時に水を抜くことが手入れの決まりで、水を抜かずに凍らせた破損は保証の対象になりません。家具は冬の間カバーを掛けるか、クッションを屋内へ入れ、ときどきカバーを外して湿気を逃がします。管理会社に冬の見回りを頼むなら、外の水栓と湯船の水抜きも、頼む項目に入れておきます。
冬の間は来られないけれど、春に行ったら壊れていないか、とよく聞かれます。お答えは、帰る日の十分で済むようにしておきます、です。水を抜く場所を一つに寄せ、湯船は空のまま冬を越す。そこまでを設計に入れています
夏の軽井沢は、霧と湿気の季節です。木陰の多い敷地では、日の当たりにくい北側の石や木部に苔が付きやすい場合があります。苔を景色として残す所と、歩く所や木の床のように落としておきたい所を、最初に分けておくと、手入れの量が読めます。
木を使う物は、湿気に強い樹種を選びます。ANKER の屋外サウナは四つの木から選べ、レッドシダーは天然の防腐成分で湿気に強く、サーモウッドは湿気による変形がほとんどありません。HOLZNETZ の柱と梁には、屋外のためのハードウッドを使います。木の収縮や細い割れ、色の変化は素材の性質で、年月とともに森の色に寄っていきます。
木以外では、パーゴラルームのフレームはアルミ、アウトドアバスはガラス繊維で補強したコンクリートの GF-RC で、どちらも湿気で形が崩れる素材ではありません。家具の ALTANA は、糸の段階で色を付けた屋外用の生地と、水はけのよい速乾フォームで仕立てます。届出の対象になる建物や工作物の外観は、町の景観の基準で落ち着いた色を基調とすることが求められます。照明も同じで、光が動く器具は避け、石と幹の足元を低く照らす程度に留めます。
屋外サウナは、雪の日に扉までたどり着けるかで置き場所が決まります。母屋から裸足で歩ける距離に置き、扉の前と水風呂までの道に屋根の雪が落ちない向きを選びます。電気ストーブは単相200Vの電源が要り、水が溜まらないコンクリート基礎の上に据えます。留守の長い別荘では、火の始末と灰の片づけが要らない電気が扱いやすく、薪ストーブを選ぶなら煙突の確かめが入ります。本体は1〜2人用の DUO で ¥1,950,000〜(税抜)です。外寸が20㎡を超える型もあるので、景観の届出と建築確認が要るかを、計画の段階で町と確かめます。
アウトドアバスは、冬の水風呂にも、雪見の湯船にもなります。湯を張った重さは型によって約474〜826kgで、デッキに置くなら床下の補強を先に確かめます。本体は ¥420,000〜¥902,000(税抜)、色は8色です。
パーゴラルームは、雨と日差しを電動のルーバーで調整するアルミの屋根です。雪が降る時はルーバーを開けておき、霜や雪の時はルーバーを動かしません。土の地面では柱ごとにコンクリート基礎をつくり、寒冷地では基礎の深さを凍結深度と照らして決めるのが一般的です。価格は 3×4m の目安で ¥2,145,000〜(税抜)、電動ルーバーの電源工事が要ります。
家具は、屋根の下に置くか、冬に片づける場所があるかで選び方が変わります。ALTANA は24のシリーズと317色の生地から仕立て、冬用のカバーも制作の際に作れます。
ご相談は、庭と外構の設計から施工まで一括でも、サウナや湯船など製品だけでも承ります。長野県は関東甲信越のエリアにあたり、外構の工事は店舗が担当します。現地の条件と工事の内容によって、お受けできる範囲が変わることがあるので、最初のご相談の中でお伝えします。
東京から離れた別荘でも、図面と写真のやりとりから計画を始められます。打ち合わせの前に、敷地と建物の図面、冬と夏の現地の写真、残したい木があればその位置を送っていただくと、話が早く進みます。購入したばかりの既存の別荘で、今ある外構を手直ししたいご相談も同じ流れです。サウナや湯船、パーゴラルームは受注生産で納期が3か月前後なので、雪の前に据えたい場合は、その分を逆算して相談を始めます。
写真で決められるのは、置く物と大きさまでです。雪をどこへ寄せるか、どの木を残すかは、現地に立たないと決められません。冬の前に一度、敷地を歩かせていただいています
長野県は関東甲信越のエリアにあたり、外構の設計と施工は店舗が担当します。現地の条件と工事の内容によってお受けできる範囲が変わることがあるので、ご相談の中でお伝えします。
外の水栓、湯船の給湯、水風呂へ引く配管のように、冬に水が残る所すべてです。町も、数日間水を使わない場合は水抜きをするよう案内しています。帰る前に一か所で抜ける形に寄せておくと、手順が短くなります。
地中の配管は凍結深度より下に埋め、地上に出る所は保温します。凍結防止帯は停電すると働かないので、水を抜ける形も一緒に用意します。
電気ストーブなら単相200Vの電源、水が溜まらないコンクリート基礎、母屋から歩ける道です。置き方と大きさによって、建築確認、消防の手続き、景観の届出が関わる場合があります。
本体は1〜2人用の DUO で ¥1,950,000〜(税抜)です。組立て・運搬・基礎・電気工事は、現地を確かめてからお見積りします。
水を抜いて帰ります。電源を使わないので、留守の間に管理する物はありません。水を抜かずに凍らせた破損は、保証の対象になりません。
雪が降る時はルーバーを開けておき、霜や雪の時は動かしません。目安を超える雪による損傷は、お届け後の対応の対象になりません。
できます。今ある木と石を活かし、駐車場、アプローチ、デッキ、照明を、今の使い方に合わせて組み直します。町の要綱は敷地の樹木をできる限り残すことを求めているので、残す木を先に決めます。
町の要綱は、塀や遮へい物をできる限り設けず、設けるなら樹木を活かすよう求めています。目隠しは植栽を主にし、木の壁を組み合わせる場合も、町の基準と照らしてから計画します。

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