費用の内訳
本体。私たちの屋外サウナは、1〜2人用の DUO で ¥1,950,000〜(税抜)、大きさは1〜8人から選びます。木材は4種です。
組立てと設置。組立て・運搬・設置・基礎は、現地を確かめてからお見積もりします。送料と設置費は商品代に含まれません。
電源。電気ストーブは単相200Vの電源が要り、客室ごとに専用の回路を引きます。出力は2〜3人用に 6kW、3〜4人用に 9kW。薪ストーブは他社メーカーの機種で、電気工事はなく、煙突の確かめが入ります。
水風呂と外気浴。水風呂には私たちのアウトドアバスが使えます。一人用の SOLO が ¥420,000〜、角形の CIRQ が ¥902,000〜(税抜)で、水を冷やすチラーも組み合わせられます。外気浴の家具は施設に合わせてご提案し、日よけのパーゴラルームは 3×4m で ¥2,145,000〜(税抜)です。
複数室の同時導入。数量と仕様を伺ってお見積もりし、ご発注の確定後に正式な図面と仕様書をお出しします。工事を伴う場合、着工金は代金の30〜50%、残りは出来高に応じてのお支払いです。
法令は、誰が使うかで変わる
宿泊施設のサウナには、消防と建築に加えて、旅館業法と公衆浴場法が関わります。分かれ目は誰が使うかで、最終的な判断は保健所・消防署・自治体が行います。
旅館業法と公衆浴場法。旅館業の許可を受けた施設で宿泊者だけが使うサウナは、公衆浴場法の許可が要らないとする自治体の案内があります。その場合も、旅館業法の変更の届出が必要になることがあります。宿泊者以外の方も使うなら公衆浴場法の許可が必要になり、サウナは「その他の公衆浴場」として扱われます。
消防。私たちのサウナは一般サウナ設備にあたります。宿泊施設で使うサウナは個人の住居に設けるものにあたらないため、設置の届出が必要です。所轄の消防署で確かめます。
民泊。住宅宿泊事業でサウナを置く場合は、扱いが自治体によって異なることがあります。保健所と消防署に事前に確かめます。
建築。屋外のサウナ小屋も、形や置き方、使い続ける実態によって建築物にあたり、建築確認が必要になることがあります。自治体の建築の窓口で確かめます。
運営で見る所
清掃と乾燥。木のサウナ室は、使用後の換気と乾燥が手入れの基本です。客室清掃の手順に、扉を開けて乾かす時間とベンチを拭く作業を入れます。木の収縮・軽い反り・細い割れは天然木の性質で、不具合ではありません。
温度と安全。2025年12月の個室サウナの火災を受けて、国は旅館業・公衆浴場業のサウナに安全対策の徹底を求めています。緊急時に従業員と連絡がとれて駆けつけられる体制、開け閉めに支障のない扉、非常用ブザー。温度計と時計、見通せる窓を条例で定める自治体もあります。
保険と故障時。施設賠償責任保険の範囲にサウナの事故が含まれるかを、保険会社に確かめます。ストーブはメーカー保証の対象で、止まるとその客室はサウナ付きで売れません。
決め手は、客室の写真が一枚変わることだと言われました。客室にサウナのある宿はまだ少ない。もうひとつは、清掃係が毎日できる手入れで済むかどうかでした。
グランピングの場合
グランピングのサウナは、建物の計画と同じ時に外の空間を決められるのが特徴です。給排水と電源、搬入の道、法令を早く決めるほど、無理のない計画になります。サイトごとに置くなら、単相200Vの回路を引くか、薪ストーブで電源を使わないかが分かれ目です。
外気浴の椅子とパーゴラの屋根まで揃えると、サイトの写真がひとつの景色になります。グランピング施設とヴィラに導入実績があり、相談の席でお見せします。
設計の流れ
1. 相談。法人のご相談フォームから、施設の種別・客室数・予定地・時期をお知らせください。
2. 現地の確認。地面、電源の引き方、搬入の道、客室からの動線を見ます。
3. 図面と仕様書。ご発注の確定後に、正式な図面とストーブの仕様書をお出しします。消防の手続きに使います。
4. 製作。受注生産で、既製の型は納期3か月前後。
5. 設置。複数室は客室の稼働に合わせて日程を組みます。
既製で足りないとき:オリジナル製作
既製は15の型から選べます。客室の寸法や景観に合わないとき、形・寸法・素材・数量・ロゴまで設計して製作するフルオーダーに対応します。屋外サウナは1台からフルオーダーで製作します。納期は3か月前後です。客室の寸法や仕様に合わせた設計と、複数室の同時導入のどちらにも応えます。
客室が同じ向きに並ぶ施設で、扉の位置だけを一室ごとに振りました。隣の客室の外気浴の椅子が、サウナを出た先に見えないようにするためです。