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自宅にプールをつくる|工法と工期、費用と手入れ、庭に置くときの条件

自宅にプールをつくる|工法と工期、費用と手入れ、庭に置くときの条件

この記事の製品:プール →
  • 自宅のプールは、幅3m・長さ6mの埋め込み型で700万〜900万円ほど(税抜)が ANKER の目安です。
  • 施工は掘削からろ過設備の調整まで、大きさと工法により2週間〜2か月ほどが目安です。
  • 屋外のプールの維持費は、水道・電気・薬剤・清掃を合わせて月1万〜3万円ほどが目安です。

自宅にプールをつくるには、工法を選び、地盤と給排水・電気を確かめて、掘削から仕上げ、ろ過設備の調整までを施工します。ANKER & ZIMMER の場合、工期は大きさと工法により2週間〜2か月ほど、費用は幅3m・長さ6mの埋め込み型で700万〜900万円ほど(税抜)が目安です。

庭のプールは、夏の数日だけ膨らませる水遊びの道具とは別のものです。水面が空を映し、夜は灯りが揺れる。庭の景色と過ごし方の中心に据える設備として、建物や植栽と一緒に計画します。

FIVE STEPS

相談から引き渡しまで:工程と工期

工期の幅を決めるのは、大きさと工法です。工場でつくった器やユニットを据える方法は短く、現場で躯体をつくる方法は、型を組み、打ち、防水し、仕上げる工程が加わります。掘削は地盤や地下水の具合で手間が変わり、土の運び出しも工程と費用に入ります。

1 ご相談
すること:要望、敷地、使い方を伺う
確かめる所:泳ぐのか、眺めるのか、誰が使うのか
2 現地調査
すること:敷地の広さと地盤を見る
確かめる所:給排水と電気の取り回し
3 設計とお見積り
すること:案件ごとにフルオーダーで設計し、工程を決める
確かめる所:大きさ、工法、設備
4 製作・施工
すること:掘削・躯体・防水・仕上げ・ろ過設備の調整
確かめる所:2週間〜2か月ほど(大きさと工法で変わる)
5 お引き渡し
すること:水を張って試運転し、使い方と手入れを伝える
確かめる所:水質の測り方と季節の扱い

自宅のプールの四つの工法

つくり方は四つあります。FRP は、工場でつくった樹脂の器を据える方法で、形は決まっていますが、工期が短めです。コンクリートは、現場で躯体をつくり、防水とタイルで仕上げる方法で、形も大きさも自由に描けます。ステンレスは、ステンレスの器でつくる方法で、錆びにくく、縁までシャープに仕上がります。パネルは、自立するパネルを組み、コンクリートと合わせてつくる方法で、コンクリートの量を減らせます。

地上に置いて組み立てる型のプールもありますが、季節の道具に近く、庭の景色に溶け込ませるなら、地面に埋め込む型が前提になります。素材ごとの仕上げと水際の納まりは、別の記事で詳しく比べています。

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大きさと深さの決め方

大きさは、泳ぐのか、浸かって眺めるのかで決まります。泳ぐなら、ターンまでの長さを優先して細長く。浸かって過ごす、子どもと水に入る、景色として眺めるなら、長さより水面の形と、まわりに座る場所の広さを優先します。深さも同じで、泳ぐ場所と、腰を下ろせる浅い所を一つのプールの中で分ける設計が一般的です。

ユニット型の Unit Pool は幅2.35mで、深さは標準とエクストラの2つから選べます。大きさを決めるときは、プールだけでなく、プールサイドの床、目隠しの植栽やフェンス、ろ過装置とポンプの置き場所までを庭の図面に一緒に描くと、残る余白が見えてきます。

費用の目安と、月々の維持費

ANKER & ZIMMER のプールは、幅3m・長さ6mの埋め込み型を基準に、700万〜900万円ほど(税抜)が目安です。費用に含まれるのは、プールの槽と防水と内側の仕上げ、掘削と土の運び出し、ろ過装置とポンプ、水を張る・抜く配管とポンプや灯りの電気工事、プールサイドの床とデッキ、目隠しと安全のための柵です。

維持には、水道、ポンプの電気、水を保つ薬剤、清掃がかかり、屋外のプールなら月1万〜3万円ほどが目安です。大きさは、水の量で決まる水道代と薬剤の量も考えて決めます。たとえば幅3m・長さ6m・平均の深さ1.2mなら、水はおよそ21.6㎥になります。

支払いは、工事を伴う場合、着工金として代金の30〜50%、残りを工事の出来高に応じて、銀行振込でお支払いいただく形です。

水を保つ:ろ過・掃除・冬

水は、ろ過装置で循環させて澄んだまま保ちます。ろ過装置があれば、掃除は夏で週に1回、冬で月に1回ほど。底の掃除にはロボット掃除機も使えます。pH と塩素の濃さは、ときどき測ります。

ヒートポンプなどで温めれば、春や秋も泳げます。冬は、水を張ったままにしておくのが基本で、凍るおそれがあるときは、ポンプと配管の水を抜きます。カバーを掛けると、水の蒸発と落ち葉を防げます。

置く場所と安全:庭と屋上、柵と目隠し

庭なら、敷地の広さと地盤、地下水の高さ、給排水と電気の取り回しを見ます。掘削の機械と資材が入る道があるかも、工法と工期に関わります。

屋上は、水の重さが桁違いになります。水深1mなら、水だけで1㎡あたり約1t。法令が屋上に見込む重さ(床の計算で1㎡あたり約183kg)は設計の値で建物の上限ではありませんが、水だけでその5倍を超えます。既にある屋上に載せるには構造の条件が厳しく、一般には建物の計画の段階から考える話になります。ANKER & ZIMMER のプールは、庭につくる前提で設計しています。屋上の水辺を考えるなら、置き型の浴槽の重さと条件を先に確かめるのが現実的です。

小さな子どものいる家では、柵とゲートでプールを囲みます。プールのまわりは濡れても滑りにくい床にし、浅い所をつくって、はしごや手すりを付けます。自治体の条例や排水の決まりは、計画の段階で確かめます。

道路や隣の家からの視線は、プールを使う時間の心地よさを左右します。水着で過ごす場所なので、目隠しは植栽やフェンスで、立った目の高さまで切れているかを見ます。水音と人の声も、隣家との距離と窓の位置で届き方が変わり、置く位置を決めるときに一緒に考えます。

プールの相談で最初に出るのは、費用より、隣の二階の窓から見えないかという話です。目隠しの高さと植栽の位置を先に決めてから、プールの形を描くことが多くあります

ANKER & ZIMMER のプール

モデルは三つです。水平線と溶け合う縁の無い Infinity Pool は、景色の開けた庭や別荘、リゾートに。Unit Pool は幅2.35mのユニット型で、深さは標準とエクストラの2つ、スパと一体にしてジェットバスや照明、水流も足せ、ユニットを据えるので工期が短くなります。Zokei Pool は、決められた輪郭ではなく、その場所に流れる自然の線をたどる造形のプールです。どのプールも、敷地と使い方に合わせて設計します。

ステンレスのアートスライダー NASTRO は、SUS316 の鏡面で仕上げた彫刻のようなスライダーで、既にあるプールに付けることもできます。

泳ぐ長さより先に、家のどこから水面が見えるかを考えます。リビングの窓から見たとき、水面に空が映る位置。そこが決まると、プールの形は自然に決まっていきます

FAQ

よくあるご質問

自宅にプールをつくる費用はいくらですか?

ANKER & ZIMMER の場合、幅3m・長さ6mの埋め込み型で700万〜900万円ほど(税抜)が目安です。大きさと素材、地盤や地下水の具合、プールサイドと柵の範囲で変わります。

自宅のプールの維持費はどのくらいですか?

水道、ポンプの電気、薬剤、清掃を合わせて、屋外のプールなら月1万〜3万円ほどが目安です。温水にする場合は、ヒートポンプの電気が加わります。

プールの工事にはどのくらいの期間がかかりますか?

掘削から躯体・防水・仕上げ・ろ過設備の調整まで、2週間〜2か月ほどが目安です。ユニットや工場でつくった器を据える方法は短く、現場で躯体をつくる方法は長くなります。

自宅にプールをつくるとき、法律や手続きで確かめることは?

自治体の条例と、排水の決まりを計画の段階で確かめます。屋根や壁で囲うプールや、建物と一体につくるプールは、固定資産税で家屋の一部として評価されることがあり、扱いは市区町村が決めます。

屋上にプールをつくれますか?

ANKER & ZIMMER のプールは、庭につくる前提で設計しています。屋上は水深1mで水だけでも1㎡あたり約1tになり、建物の構造の条件が先に立ちます。

冬のプールはどうしますか?

水は張ったままにしておくのが基本です。凍るおそれがあるときはポンプと配管の水を抜き、カバーで蒸発と落ち葉を防ぎます。

結び

自宅のプールは、工法と大きさを決める前に、置く場所の地盤と給排水、そして家から水面がどう見えるかを確かめると、計画がぶれません。費用と工期は、その条件と工法から決まっていきます。

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つづきは、こちらから。

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