OUTDOOR PRODUCTS & SPACE DESIGN
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竹の大屋根の下で、一日が移ろう。
VISIT / 代表・デザインチーム次に訪ねたのは、チャングーの浜に170mの間口を持つ FINNS ビーチクラブ。プール、バー、カバナが重なり合う、大きな規模の施設だ。人が集まり、長く過ごし、また来たくなる。その仕組みを、デザインチームと一日かけて見て回った。

目を奪われるのは、竹で組まれた大きな屋根と柱。持続可能性とバリの文化を伝えるために竹を選んだと、施設自身が説明している。編み込まれた竹の天井、吊るされた編みのランプ、白いベンチ。工業製品ではなく、土地の植物で大空間をつくる。その迫力は、写真では伝わりきらない。

プールの中に島のように置かれた丸いデイベッド、パラソルの下のカバナ、水辺に沿うソファ。公式によれば、プールは19、バーは14、個室のカバナは17。数を並べるだけでなく、多くの居場所が海と水面に向くように重ねられている。大勢がいても、それぞれに自分の場所がある。

昼は陽射しと水の青。日が沈むと竹の屋根に灯りがともり、音楽が場の主役になる。同じ空間が、時間によってまったく違う表情を見せる。設えを変えずに、光と音で過ごし方を変える。滞在が長くなるのは、この移ろいがあるからだ。

人が集まり、長く滞在する施設には、居場所の重ね方がある。FINNS で見たプールとカバナ、デイベッドの組み立て方は、私たちがホテルやリゾートに提案する外の空間づくりに生きている。プールの縁の居場所、日陰のカバナ、夜の灯り。一日の過ごし方から、空間を設計する。
設えを変えずに、光と音で過ごし方を変える。— FINNS Beach Club



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